空港までの道のり - Kraków 20
クラクフ中央駅 Kraków Główny から空港までのわずかな時間、今回の旅を振り返ってみた。肉体的にはかなり厳しい行程をこなしたものの、内面的にはいままで温めてきた場所であっただけに、いろいろと考えさせられるものであった。
それは自分の生き方というアングルからもあるけれど、人を見る目という意味で最も変えさせられる部分があったかもしれない。自分のそのときにいる立場からだけではなく、歴史を実際に見ることで、人々の感じたことを知る。そんなバックグラウンドを持った上で生き抜いている民族がいるということを容認すること。
それはいい方向にも良くない方向にもいく。それはやはり人それぞれの思想で別れていく。と同時に時代や環境にももちろん左右される。そして歴史は繰り返されるという。その瞬間に人に対してしていることは、時空を飛び越えて自分に対してしていることにも通じる。それがわかれば人の態度はもっと違ってくるはず。
イスラエルから離れてヨーロッパに出てきたという女の子に出会ったことがある。彼女は時代背景など感じさせる事はまったくなかったけれど、それもあえてそうしているのかもしれない。
いまのこの自分がリアルに生きている時代。そこで何が起こっているのか。それを知ること。そしてそれに対して自分がどう想い感じているのか。それを出していくためにも、僕はまだまだ旅を続けるだろう。
過去に起こったことがどうであれ、空港までの車窓から見えた風景は素晴らしく映えるものであって、そこに芸術的な対比などはいらない。ここにあるものがどこにでもはびこっているリアルな世界であればと祈っている。






















