イタリアンスマイルズ

  •  こちらのブログはイタリア在住の映像作家池田剛の撮影する映像とエッセイを掲載しているものです。製作中の映画「GLI ARTIGIANI」の映像を始め、イタリア各地の心温まる映像ビデオポッドキャスティングという形でお届けしています。

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2007年3月 1日 (木)

ハッサン - Kappadokia 10

 なんやかやと世話になったカッパドキア・オトガルのハッサン。カイセリ行きのバスを待つ待合所でバス会社の兄ちゃんハッサンと話していた。悪そうな顔をしているわりに、ジョークを理解して気も聞く男。バスが時間になってもなかなか来ないので聞いてみると「あと3.4分で来る」どうせイタリア人と同じような感覚での答えなんだろうと、大して気にもしていなかった。
 記念にと思って写真を撮ろうとすると「オレはタルカン (トルコの有名歌手) だ。1000 ドルよこせ」というので「僕は監督だぞ。撮ってやるだけありがたいと思え」と、そんなしょうもないやりとりを交わしていた。そんなこんなで時間は過ぎ、泊まるだけのためにカイセリまで向かう。



2007年2月28日 (水)

NAZAR BÖREK - Kappadokia 9

 ギョレメを発つ前、軽く腹ごしらえにお店に入ることにした。何の気なしに入ってみたところだったものの、寒いギョレメにあって温度だけではない温かさに触れることができた。
 ギョレメにあるギョズレメという食べ物は何なんだ? とばかりにメニューに食い入って見ていた。ここの主人はレフィック。観光地なだけあって観光客を相手にするのはお手の物。彼ら自身、旅が好きなようで客に話をかけては、その人の国に行ったときの話や言葉を語りかけたりする。もちろん日本人の僕にも人なつこく話しかけてきた。
 レフィックは「うちはウルルンに取材されたことがあるんだよ」またここもか・・などとため息をついてしまいそうになった。でもよく考えても見たら、その前に「息子が二人で母親が近くに住んでいる」と言っていた。まてよ?? あのオバちゃんは「37歳の息子がいる」と言っていた。年格好を見たら・・・そう、こんなところで2つのストーリーがリンクしてしまったのだ。僕はなんとあの「ウルルンオバちゃん」の息子の店にきていたのだ。
 何たる偶然。面白いものだ。僕の撮った彼の二人の息子の写真を見せると、ビンゴ!! そんなやり取りがあった中で、とても美味しいギョズレメをふるまってもらった。彼の奥さんなのか愛人なのかわからないが、グルバーバルという女性と切り盛りしている。二人はとても仲が良くて、厨房でもじゃれあって冗談を言いあっていたようだった。そんな姿が愛らしくて、とても微笑ましく食事もうまかった。気をよくしたレフィックは食後にエルマチャイまでごちそうしてくれた。不思議な一期一会に感謝!!

 というわけで今回の採点は、
 レフィック 100
 グルバーバル 100
 息子二人の笑顔に 100
 エルマチャイ 100
 総合 400点!

 僕に笑顔をくれたレフィックにありがとう!!

●GÖZLEME (traditional flat bread with savary fillings)
 Patatesli (Potatoes, Onion, Mint, Spices) - 4.00YTL
●SOSYETE BÖREGI ("stuffed" spiral pastries served with Yoghurt & Tomato sause)
 Cappadocian (Baby spinach, cheese, herbs) - 5.00YTL
●Ayran - 1.50YTL



NAZAR BÖREK
Müze Yolu No:30
Göreme 50180 Turkey
+90 384 271 24 41
refiks69@yahoo.com

2007年2月27日 (火)

きれいな夜景 - Kappadokia 8

 そして夕日から一気に暮れる街の風景。薄くライトアップされた感じがまた美しさを映えさせていた。ダークブルーをバックにタングステンで反射され調和のとれた岩の壮大さが、自然の雄大さを物語る。都会で見られる夜の光とは異なる、人口密度の低い自然の中の人工美。



2007年2月26日 (月)

ランドスケープ - Kappadokia 7

 カッパドキアに来て「これぞ」という岩石群をおさめていなかった。風景としては移動のバスの中で納得の行くものは眺められていたものの、手中にはできていなかった。みすみす逃してしまうと虚しいので、とにかく手当り次第にフレームを切っていた。
 バスの移動中、歩きでも行けそうな山の上の景観の美しい場所を見つけたので行ってみることにした。
COOOOOOOOOOL!!」絶景!!!
 夕刻ということも相まって絶妙な美を発していた。自分の行動と自然とのハーモニーが生んだ美を堪能下さい。



2007年2月25日 (日)

アンダーグラウンド - Kappadokia 6

 ギョレメをあとにして、少し離れた地下都市を訪れた。まさにアンダーグラウンド。川口探検隊を思い出すかのような小さな洞穴を次々と通っていかなくてはならない。そんなにタッパがあるわけでもない僕ですら腰が疲れたのに、背の高い人はどうやってここを通り抜けるというのだろうか?
 しかしかつて人々がこんなところで生活していたなんて想像もつかないが、命がけであれば人はここまで創造することのできるものなのだろう。これは人間のなし得る業でしかない。



2007年2月24日 (土)

おじさん 2 - Kappadokia 5

 そんな「ウルルン」邸を横目に、岩の裏側に入っていくとおじさんがテーブルにラジオをつけて、一人新聞を読んでいる。バックはスターウォーズに出てきそうな壮大な岩石群。そんな背景片手に味のあるオッサン一人。こんな画になる風景など見たことない。とっさに僕はカメラを回し、オヤジに近づいていく。
 こんな自然を前に生きているオッサンはいつも何を想いながら生活しているのだろうか? そう考えると大したことも考えずに日々を過ごしているだけなのかもしれない、と思うのも壮大なドゥオーモを前にしてもそれがあたりまえとなってしまえば何も感じなかったりする自分がいるからであるわけで・・
 漫然と過ごすよりも一歩立ち止まって何かを感じてみるのも悪いことではない。そういう意味では写真やビデオを回したりするのは、ふと我に返ったりしないとイイものが撮れないから、それは自分自身の内面にとってはとてもいいことなのかもしれない。そんなことをオッサンに見ることができた。



2007年2月23日 (金)

ウルルン - Kappadokia 4

 このおじさんにもっと先に行ってみなさいと促されて進んでみる。やんちゃそうな男の子二人組が走ってじゃれていた。ここは僕もアホになって一緒に走ってついて行ってみた。「モォ〜」おお!! これこそ求めていた農村民家! 地元住民の暮らすオリジナルな生活風景を目の当たりにしているはずだ!! そんなことだけで感激していた。
「いいもん撮れるぞ」と躍起になって男の子を追いかけていく。そこにいかにもなオバちゃん登場。現地語で喋るかと思いきや、何を思ったか流暢な英語をかけてくる。そして家族を紹介され、オバちゃんの家に入れてもらう。ちょっと感激。と思ったのも束の間。話すことといえば「タケウチユーコ、ディボース」日本人に慣れている様子で、日本の「ウルルン」なんとかというテレビ番組で竹内結子が滞在していたらしい。何人もの日本人がここに来ているのだろう。そしてそのあとオバちゃんの作ったであろうスカーフ類を売りつけられて、幻滅。牛の乳搾り風景を撮ろうとすると、スカーフを買わなかったからか「撮るな」という始末。
 唯一の癒しは二人の男の子とカメラで遊んだこと。しつこいくらいに僕とじゃれあおうとする。まぁまたそれがかわいくて、ないがしろにすることもできなかった。彼らにだけは無邪気なままで育って欲しいと願った。



2007年2月22日 (木)

おじさん 1 - Kappadokia 3

 どこに行けば美しい風景に出会えるのかわからず、とにかく足を進めてみた。それた道を入っていくと、地元の人がハーモニーを奏でている。軽く挨拶をすれば、きちんと返してくれる。のどかな風景に優しい音色が響き渡ってくる。お互い何を言っているのかわからない会話の中、イタリア語にも似た、わかる単語が出てくると何だか嬉しくもなる。それでも言葉を交わすことの中に楽しさがある。



2007年2月21日 (水)

SARIHAN - Kappadokia 2

 カッパドキアがどんな街なのか知らなかったが、自然にできた岩の中に作られた洞くつ状のホテルがあるというので、そこに泊まることにした。ちょっと風変わりなのもあって料金は高め。その中でも安ホテルなので、ボロクサい感じはしたけれど、それでも岩を掘って作ったのは面白い。白い壁を触るとその白が肌にくっついてしまいそうな感じ。そしてもっと奇妙なのはホテル側の対応。パスポートの提示もなく、チェックアウトなどの細かい説明などもないままカギだけ渡される。慣れない英語を喋っていたのが、支払いの話になると都合が悪いのか? 突然英語がわからなくなってしまう。ガラガラのシーズンオフには少しでももうけたかったのだろうか? コロコロ変わりやすい人間模様が笑えたが、それ以上に高台に設置された展望台からの景色に魅了された。




SARIHAN CAVE HOTEL
50180 GÖREME/NEVŞEHİR
+90 384 271 22 16
+90 384 271 27 14 (FAX)
+90 536 818 33 69 (GSM)
http://www.sarihancavehotel.com/
info@sarihancavehotel.com

2007年2月20日 (火)

OCAKBAŞI - Kappadokia 1

 夜行バスに乗ってシーズンオフのカッパドキアに着いた。20:30 で人が閑散としていれば、開いているレストランも限られてくる。とにかく日の灯る場所へと足を運ぶ。
 照明も中途半端で店員もやる気がない。他に客はいなくて貸し切り状態。ひどく寒いので「暖炉の火の近くに座れ」と促される。いかにも悪人面の男が片言のわかりにくい日本語で声をかけてくる。そいつが隣りの建物の厨房で作っているようだ。ヤツらは見た目よりもフランクだった。
 僕が注文したのはシシ。これが意外にウマかった。ピラフと新鮮な野菜がシャキシャキしてて絶妙なハーモニーを奏でていた。人は見た目ではわからない。ヤルときゃヤルじゃんよ悪人! ただ一つだけ難点が・・ボリューム。せめてシシは2本は欲しかった。それさえあれば満腹で言うことなし。ま、このシチュエーションを考えれば贅沢な問題なので、満足としよう。

 というわけで今回の採点は、90点!
 満腹感だけがマイナス。

●DANA ŞİŞ - 9YTL
 (Beef shish on skewer)
●SEBZELİ GÜVEÇ - 6YTL
 (Mixed vegetables with tomato and peppers cooked in clay pot)
●AYRAN - 2YTL
●ÇAY - 1YTL



OCAKBAŞI TARDELLİ
Bilal Eroğlu Cad. Avanos Yolu
50180 GÖREME/NEVŞEHİR
+90 384 271 25 52
+90 535 894 94 36 (GSM)
tardelli001@yahoo.com.tr

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