2007年4月 8日 (日)

エンドロール - Istanbul 3.3.4

 長きに渡って続いた自己満足旅紀行もこれで終わり。3ヶ月よくも続けたものだ。バルカン半島からアジアまで、結構な距離を旅した。楽しいことが多く、そしてもちろん罵声を浴びせることも。すべてはいい想い出。そして感動。人の優しさをたくさん実感した。iPod片手に撮りまくった写真を見ながら物想いに耽るシロヒゲもやし
 そんな夢物語を振り返りながらも着々と現実への走路が見えてくる。現実は夢以上に儚いもの。



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2007年4月 7日 (土)

ÖZLEM - Istanbul 3.3.3

 そろそろ最後のランチをとって帰りの足に備えなければならなくなっていた。適当にレストランをと思っていたが、みつからない。靴磨きやの近くにナスと肉の串焼きのようなのがあり、ナス系グリルは食べていなかったと、見た感じ気がすすむ店ではなかったものの、駆け込むことにした。
 ナスと肉に加えてトマトのハーモニーがトルコ料理ならではの味わいだと、そんな風に勝手に思い込んでいた。店内はオレンジ系ので決まっていた。そんな中で待っているとどんなにウマいだろうかとワクワクしてくる。一番上のガラガラの狭い3階席で待っていた。子供のようなウェイターが3階にあるドリンクの冷蔵庫からジュースを取り出し飲みまくっていた。それにはちょっと幻滅。ウラでやってくれ。
 さて待ちに待った肉。無愛想なウェイターが持ってくる。ラップに包まれた皿を目の前で開けると、ほかほかで湯気が沸き立つ。「うおおおお、たまらん」さていかに? それは期待以上にウマかった。このウマさならパンもご飯もかなり進む。これはかなりやられた。。
 帰り際、会計のオッサンも無愛想ながら実はいいヤツで、気持ちの表現がヘタなだけなんだろう、と思い込んだ。中東の人の表情はみんな眉間にシワが寄っている。そんな先入観が日本人にはあるものだ。料理長らしきオッサンは「なにオレの作った飯撮ってんだ!!」と言わんばかりだが、黙って撮らせてくれたので OK!


 というわけで今回の採点は、
 ウェイター 20
 料理 200
 総合 220点!

●Tavuk şis - 7.00YTL
●Patlicanli - 7.50YTL
●Ayran - 1.50YTL



ÖZLEM
Ağacami Sok. No:2 Beyoğlu
0212.251.17.04

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2007年4月 6日 (金)

靴磨き - Istanbul 3.3.2

 一通り旧市街の散策を終え、今度はイスタンブールにて初のトラムから、テュネルというケーブルカーのような急勾配を走る地下鉄に乗り旧市街へ。滞在期間中、気になったCDを手に入れるべく、残り必要な金額を計算して両替をする。最後の市街散策。水パイプを販売している店に気をとられながら、なんかやっぱりちょっと寂しさが走る。
 たまには横道をそれてガチャガチャとした決して綺麗ではない通りに入り、庶民的な雰囲気を楽しむ。そこにヒゲオヤジ発見。呼び込みのオヤジが笑顔で声をかけてくる。何だろうかと店をのぞき込むと、なんと靴磨き。女性もいる靴磨き職人が数人と、オーナーらしき呼び込みのオッサンが待ち構えていた。あいにく僕はスポーツシューズなので磨いてもらうことはなかったが、こんなの成り立つ街なんだなと妙に感心した。カメラを向けるとオッサンがやけにはしゃいで、靴を磨いてもらっているふりのパフォーマンスまでしてくれた。サービス精神旺盛なその優しさに一票。ありがとう。ヒゲ




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2007年4月 5日 (木)

考古学博物館 - Istanbul 3.3.1

 長いこと続いた旅もようやく最終日。トルコ名物の食べ物はもうほとんど食べ尽くし、行くべきところもほぼ制覇したはず。あとオプション的に訪れるところくらいかな? と朝は街中を散歩した後、旧市街の考古学博物館へ。何故ここに来ることにしたか? 先を急いでいたせいですべて回りきれなかったボアズカレ。城壁跡のライオン門は行ったものの、スフィンクス門までは行けなかった。しかしボアズカレにあるスフィンクスはレプリカでホンモノはここイスタンブールの博物館にあるという。それを一目見ようと気になってやって来たのだった。
 敷地に入ると木ノ下にネコ2匹、一緒になってくるまるように寝ている。その先を行くとちゃちいスフィンクス。まさか!! これだった。なんと素っ気ない。。しかしここに収蔵されている貴重な出土品たち。ものすごいボリュームがあり、なんとかほぼすべてを流して見て回って来たが、ゆっくり見て回るには一日では足りないだろう。
 古代著名人の大きな棺。そのものが芸術品になっている。おそろしいくらい緻密に彫られているのを見ると、古代から人間の技術というのは優れていたのだと感心させられる。そして何千年もの昔の人間の体。なんとも気の遠くなる昔の人との対面。相手はどんな気分なのだろうか?
 オリエント博物館、タイル博物館も併設されているが、敷地内の外には建物に収まりきらない棺桶などの品々が野ざらしにされていた。まぁ何ともいい加減な。。でもこれだけのボリュームがあれば管理するのも大変だろう。とは言ってもヒマそうにしている職員を見ていると、世界的な貴重品をもう少し大切に扱うように別のところに人を使ったらどうなのだろうか? と疑問に思った。いずれにしても一見の価値、大いにありの博物館。




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2007年4月 4日 (水)

simit kösku 2 - Istanbul 3.2.12

 やっぱりどうしても腹のスカスカ感がぬぐえない。最後にもう一息だめ押しで何か食べたかった。と、朝食をとった店でトルコのファーストフード・クンピルが販売していたことを思い出し、即座に店に向かう。クンピルは焼いたジャガイモの中身をとにかく混ぜこぜに柔らかくして、お好みの具を入れてケチャップマヨネーズなどをかけて食べます。具材はコーン、ピクルス、オリーブ、ハム、グリンピース、マッシュルーム、チーズなどがあります。これが見た目もスゴいがとにかくボリュームのあること。逆にもう最初からこれだけ食べていればよかったのかも? なんて思わせられるくらいの量で、結局食べきれなかった。
 お店の兄ちゃんは一人は朝からずっといて覚えていてくれた。もう一人、クンピルを作ってくれた兄ちゃんもとても愛想よくて、夜中ガラガラの店内でたくさんサービスしてもらった。

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2007年4月 3日 (火)

Muhallebicisi - Istanbul 3.2.11

 もうとにかく腹ごしらえだけの境地に立っていた。夜も遅くなり開いている店で食べられるなら何でもいい。やっぱり宿近辺のリーズナブルな感じのセルフサービス感覚なところに入った。ビュッフェのように適当に食ってくれ、という店かと思いきや、もう閉店間際っぽいのにちゃんとテーブルにつかせてくれてウェイターが注文を取りにきた。
 注文したのはトルコのハンバーグ・キョフテ。そしてチキンシシ。憎々しいほど肉を食って腹ごしらえ。のつもりだったが・・最後までツキがなく、スカスカでボリューム感に欠ける。ご飯自体はまずくはないけど何ぶん腹に残らないとなると寂しい。ここはもしかすると日本の居酒屋のように、いろんな種類のものを少しずつとって食べる。みたいな感覚で注文すべきだったのだろうか?
 いやしかし映像をご覧いただいたらわかると思うが、こんな店でもウェイターの彼が驚くほど丁寧な紳士で、とても居心地がよかった。そして最後にインクルードなのか? 安い割にサービスで食後にチャイが出てきた。意外なところで感動してしまったので、この旅、最終夜にして初めてではないだろうか? チップを置いて出てきた。


 というわけで今回の採点は、
 ウェイター 100
 料理 70
 意外性 100
 総合 270点!

●Çorbalar (soups) - 1.50YTL
●Kaşarlı köfte (meatballs with cheese) - 5.00YTL
●Pilıç şis (chicken sish) - 5.00YTL
●Su (water) - 0.50YTL
●Çay - 0.00YTL



Muhallebicisi
Bindirdirek Mah. Yeniçerlier Cad. Daruşafaka Sit.
No:2/4 Çemberlitaş
0212.638.33.15
0532.525.89.44

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2007年4月 2日 (月)

CENNET - Istanbul 3.2.10

 意外な安上がり水パイプのエンターテイメント性にしてやられた感の余韻を残して、いざカンツォーネディナーに! とばかりに前回イスタンブールに来たときにチェックしていたミニバンドの演奏がある店が近くにあるので、いまだに名残惜しい未練タラタラのベリーダンスの代わりに、ガッツリと夕食をとりにいくことにした。
 店の前に着くとオヤジの手招き。演奏するのか? の確認をすると、当然やるような感じだったので迷わず入った。とはいえ何となくパッとしない感がおもいきり漂っている。とにかく腹ごしらえをと早速メニューに目を通す。わかったのはここをレストランという位置づけとして入ってきたこと自体が間違っていたということ。腹が膨れて演奏にクラクラして最後にダメを押され・・なんてイメージをしていたが、それはないと判断した僕は、即座に路線変更。あまり多くは期待せず、おやつ感覚で軽く食べて夕食は他でとることにした。
 注文したのはポテトのギョズレメ。見た感じも食べた感じも、タダのペラペラのナン。店員もやる気あるのかないのか? 愛想も悪く、落とした注文票に気がつかず僕が拾って渡してやるにも、何の感謝の素振りもなし。まあいいか。
 しばらくすると演奏が始まる。当然僕はそこへカメラを向けにいく。そして席に戻ると最新の客である僕のところに来て、目の前で演奏をする。それがなんとイヤらしいことか? 写真を見てもらえたら微かにわかるかもしれないが、右のバイオリン。テールピースのところに 5YTL が挟まっているのだ。「当然だよな」といわんばかりに見せつける。とりあえず手を叩きながら彼らの演奏に沿って一緒に音頭はとっていたが、心からノッていたわけではない。半ば楽しみたいという一心だけであった。まあいいか。
 なんともよくわからない、お客を精神的に疲れさせる。そしてあきれさせる? あきらめさせる? 店であった。

 というわけで今回の採点は、
 ウェイター -10
 バンド -10
 店内の雰囲気 -10
  -10
 値段 -10
 総合 温情処理で3点!/100

●Gözleme - 6.00YTL
●Ayran - 2.00YTL



CENNET
Divanyolu Cad. No.90
Çemberlitaş
0212.513.50.98
0212.513.50.99

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2007年4月 1日 (日)

ウォーターパイプ - Istanbul 3.2.9

 最後の晩なのにベリーダンスなしでは盛り上がらない。しかしそれではもったいない。代替の何か? といえば、前日から気になっていた宿のすぐ近くの水パイプを置いているお店。日本では見ない、インドで発明されてイスラム圏で盛んなこのパイプ。煙モノ (花火含む) の苦手な僕は、好奇心だけはあるので、やってみたいとは思っていたが、そんなに期待していたものではなかった。
 店内に入るとタダの喫茶店のような感じ。どんな塩梅なのか手順もわからず見よう見まねでトライする。何か注文するにも水パイプだけ注文してもいいのかすらわからず、とりあえず失敗するかもしれない可能性のことなど考える余裕もなくトルココーヒーも注文してみる。しかし今回トルココーヒーは失敗することなかった。
 この水パイプをやりながら恒例のゲームをやる習慣があるらしく、昔の人が水パイプをやっている絵にも描かれている。近くの席でやっている人々がいて説明されたものの、まったくルールがわからずやれなかった。
 しばらくするとオッサン (後になってわかったのが24歳の若者だった) が吸引口を吸いながら、ほどよくスムーズに煙をふかせるようにしながら水パイプを持ってくる。水パイプの装置は大きくて、ひざ上まであるだろうか? どんな仕組みで吸えるのかわからないが、炭焼きで味を付けられる。エスプレッソはキツいらしいが、僕が選んだのはアップル
 吸ってみると確かにアップルの風味がする。そして何がおいしいんだろう? 普通のタバコと同じく、その良さがよくわからなかった。ただ煙の感覚は皆無に等しかった。とはいえ最初はうまく煙らなかった。そのうち何度となく吸っていると、うまいこと煙が出てきた。タバコで楽しめない分、これで煙の輪っかを作ってみよう、などと思いつつ遊んでいた。また自分が煙を吐いているところを写真におさめようと何度も煙を吐いた。
 そんなことをしているうちにだんだんクラクラしてくる。これは煙のせいなのだろうか? まるで初めて酒を飲んで酔っぱらったときのような、そうでもないような、めまいのような、気持ちがいいのか悪いのか、よくわからない状態。少しハイになっていて、もっと吸ってクラクラ感を増したいけど、止めた方がよさそう。なんて思っていると、追加の炭を持ってきてくれる。止められない止まらない。僕より後に来た人が先に出て行く。滞在は1時間半を越えていた。
 う〜ん。クラクラになりながら思いもよらないところでベリーダンスよりも楽しめたエンターテイメント。皆さんも一度は楽しんでみたらいかが?


●水タバコ - 7.00YTL
 (Turkish Pizza Balkan cheese - sausage - egg)
●トルココーヒー - 2.00YTL
●チャイ - 1.00YTL




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2007年3月31日 (土)

ヨーロッパ - Istanbul 3.2.8

 再びヨーロッパに戻ってきた。この旅最後の夜になるこの日の晩。仕上げはどうしようかと考えつつ宿に戻っていた。すると帰り道、地下道で目立つ人形のダンス。これぞ名物のベリーダンス。「おおお、これだ!」と単純に決めた。
 ならばどうしよう。どうすれば見られるのか? いろいろ調べていると、ほとんど観光客向けのイベントチック。ローカルな感じの気軽に安く飲みながら見られるようなところは皆無だった。もちろん比較的安価で送迎もあるのもあるにはあったが、もっと気軽に手軽にをモットーとしていたので、避けざるを得なかったのかもしれない。


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2007年3月30日 (金)

BORSAM - Istanbul 3.2.7

 アジアサイドにせっかく来たので、ここで腹ごしらえをしておこうと食探し。といっても昼なので軽くすませようとしていたが、意外に値段もそこそこにしっかりとした食べ物を提供する店が多い中、歌舞伎町のように呼び込みをしてる兄ちゃんに声をかけられた店に、そぞろ入っていく。
 店に入ると恐ろしいくらい若い兄ちゃんばかりで切り盛りしていた。渋谷のスタンドコーヒーショップのようだったが当然のように女子店員がいない。注文を取りにきた兄ちゃんは愛想がよく、ガラガラのテーブルに座って興味深げに話しかけてくる。少し日本語を交えてきたものの、何を言ったのか理解できなかったり。そんな凸凹コミュニケーションも愉快痛快。
 ここはピデの店。頼んだのはバルカンチーズ・ソーセージ・タマゴのピデ。「ウマかった!」と言い切るのはむずかしいが、マズいわけではない。それよりも店の雰囲気を作っている店員に魅了されていたのかもしれない。
 地下にあるトイレに行くと、食材の倉庫が近くにあり、中をのぞき込むと管理している兄ちゃん。微笑みかけて写真を撮らせてくれた。気をよくした僕はそのまま店の入り口近く、レジの横のピデ工房をお邪魔した。まったく邪魔する事になく撮らせてくれる。なんと居心地をよくしてくれる人々なのだろうか。気持ちよくチップを置いていける。というかそんなことより、一見の人間に対して手厚くしてくれる事。彼らは興味半分かもしれないけれど、これって大切な事ではなかろうか? こういう簡単なようで難しいこと。日本人はあまりできていない気がするぞ。

 というわけで今回の採点は、
 ウェイター 100
 ピデ作り兄 100
 ピデ 70
 総合 270点!

●Kaşarlı - Sucuklu - Yumurtalı Pide - 6.00YTL
 (Turkish Pizza Balkan cheese - sausage - egg)
●Ayran - 0.90YTL


BORSAM
ÇARŞI SUBE
Güneslibahçe Sokak No.3
Kadıköy
0216.307.05.04

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2007年3月29日 (木)

アジアサイド - Istanbul 3.2.6

 アジアに戻ってきた。港近辺には人がたくさんいる。ここも都会の様相を呈している。そんな中にも必ずスピーカーから響き渡ってくるのが、詩吟のような叫び。コーランである。
 どこもかしこも人だらけ。歩みをどんどん進めていくと、商店街に出てきた。マーケットのようで、八百屋、魚屋、肉屋、チーズ屋、パン屋、とにかくいろいろあった。そして混雑している。なんとなく池袋の西口を思い起こすような作り。ファーストフードの店もあるかと思えば、その横にはアヒルがいる。しかもみすぼらしくて黒く汚れている。飼いアヒルであるまい。一匹どこからか迷い込んできたのか? 人々は好奇の目で通り過ぎていく。何とも寂しい姿が痛みを増す。



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2007年3月28日 (水)

大陸越え - Istanbul 3.2.5

 おいしいサバサンドも食って体調も万全で、対岸から船に乗ってヨーロッパを脱出することにした。イスタンブールはヨーロッパとアジアをまたぐ両端のある街。船で数分でヨーロッパからアジアに行けるのだ。
 船・・といえばいつも思い浮かぶのがクルーズ船。船に寝泊まりしていた事のある僕は、その船独特の匂いに触れると何となく懐かしさを覚える。波の音と共に聞こえるのがエンジン音。風。
 短い航海の中で大海原の自然の記憶を呼び起こし、故郷へと戻っていた。


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2007年3月27日 (火)

釣り人 - Istanbul 3.2.4

 ガラタ橋の方へ向かうとサバサンドを売る人がたくさんいる。いわゆるサバをはさんだだけのパニーノだが、このおいしさを忘れられず、サバに再会することにした。サバとレタス・タマネギ・トマトに塩とレモンをパンにはさんで、はいこれうまい。ガラタ橋の下は割高なレストランが建ち並び、その上には昼夜を問わず釣り人が群れている。橋の両サイドを両岸までに渡ってたくさんの人が釣っている。橋の下からはその釣り糸が手に届いたりしている。釣り人のバケツをのぞき込むと、そこそこに釣れている人はいるが、雑魚みたいなもんで決してうらやましく思えるものでもない。もちろんサバなど見ない。しかしここまで人が釣りに励んでいるのは何故なんだろうか?



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2007年3月26日 (月)

イェニジャーミィ - Istanbul 3.2.3

 イェニジャーミィは新しいという意味のモスクで、海沿いガラタ橋の横に立つ。人々はモスク横の洗い場で足を洗ってから中に入る。例の通りお祈りの時間帯をはずして中に入る。ここは観光客があまり来ないようで人がほとんどいない。静かな中で心を落ち着ける。
 外へ出ると鳩が群れをなしている。いわゆる中心地の広場のようなところで、すぐ隣りにはバザールやマーケットがあり活気づいている。通りすがる人には声をかけられる。混沌と人々が交差してつかみどころのない光景を目の当たりにした。中と外の人々の温度差が激しく、僕の中で結露現象が起きる。
 混沌と静寂。その相対するものの中で生き延びていくのが人間である。





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2007年3月25日 (日)

ブルーモスク - Istanbul 3.2.2

 イスタンブールといえばブルーモスク、と言われるくらいのイスラム教の巨大寺院。モスクには今回の旅で初めて入ることができ、そして何度か訪れていた。中心地にある大きなモスクだけに、中に入れる時間が制限されている。信徒たちが祈りを捧げるスペースは足を踏み入れられず、それでも祈りに来ていた信徒もいた。
 祈りとは「神との対話」などと一般的には言われているが、僕にとっては自己確認のような、自分自身を律したり自己洗脳のような感じに捉えている。だから彼ら信徒が神への祈りを捧げる心境というのは、それがイスラムであろうとキリストであろうと、僕には理解するのがとても難しいもの。いやそれは理解するのではなく感じるものだ。とも言われるだろう。
 いずれにしても僕が感心するのは、そこまで自分の心を捧げられるということ。滅私である。そして神の教えに忠実に生きているであろうことが、この旅を通してつくづく実感させられながらここまで来た。それは日本人にも先祖代々から伝統的に伝えられている、顕在意識にはのぼってこない心の奥底に潜んでいるサムライ魂にも共通するものがある。だからトルコ人は親日感情も芽生えるのかもしれない。トルコ人は総じて温かい


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2007年3月24日 (土)

simit kösku 1 - Istanbul 3.2.1

 何度となく来ているこの街だが、泊まるのは今回が初めて。朝は外でチャイと名物のゴマ付きパンをとることにした。このパンはいたるところで販売されているが、まだ食べていなかった。何種類かある中、チョコ付きのパンにすると、これのなんとうまいことか。トルコは何を食ってもウマい。
 晴れない天気で外を見ると憂鬱にもなりそうだった。それでもここは子供の頃に歌で聞いた街イスタンブール。こんな街に来る事になるだなんて、イタリアに来てからも予想していなかった。そんな夢の中でしか思い描かなかった街。充分満喫すべくおいしい朝食に感謝して気持ちを清々しさでいっぱいにすることにした。



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2007年3月23日 (金)

メトロ - Istanbul 3.1

 強烈な印象の残った街の後、疲労もそのままに3度目のイスタンブールへ乗り込む。もう夜遅くの到着で、疲れモードの中、宿へと急ぐ。夜中の道端で売られているバターライスも食べてみたくなり買い込む。きれいな地下鉄を見ても、通りを走るトラムを見ても、ホントにイタリアの方が先進国なのだろうか? いや、絶対にタダのイメージにすぎない。そんなくだらないことを考えながら残り少ない旅を楽しむために、ひとときの休みを取る。


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2007年2月 9日 (金)

新市街2 - Istanbul 2.3.4

 満腹で満足な腹を抱え、しばしのコーヒータイム。当然のように口にするのはトルココーヒー。トルココーヒーだからといって特別特徴があるものだとも思っていなかった僕は普通に口にした。なんだか妙な舌触りを覚えつつも、飲み続けると「オエッ!」なんと豆の粉がそのまま入っていたのだ。飲み干そうとしたときには粉まで口にしていたということ。そういえば注文したときに砂糖入れるか聞かれたのは、砂糖ごと粉と一緒に淹れるからだったのだ。
 ケバブの屋台の並んでいる通りがある。渋谷でたこ焼き屋が何軒も並んでいたところを凌ぐような乱立ぶりだった。そんなきらびやかな通りを後にして、深夜バスの営業所へ向かった。それにしても予定の十時をすぎても迎えの車はなかなか到着しない。担当の兄さんと一緒に待っていて、彼はすぐにでも店を閉められる用意をしていた。夜も更けようとしているのに最後までケアをしてくれるのは感心しきりだったが、深夜バスなのだから当たり前なのか? 迎えがやってきて、途中少し大きめの営業所で降りた彼と別れを告げ「オトガル」と呼ばれるバスターミナルへと向かう。
「オトガル」は空港を小さしたような感じだった。深夜なので全体はよく見渡せなかったが、列車よりもバス路線が発達しているトルコだけに、活発な感じがした。それにしても深夜を通しての運行なのに、それを気遣ったようなサービス (就寝・洗面の施設など) がないのは当たり前なのか? しかしそれより面白いのは、飛行機のようなお茶やお菓子のサービスがあった事。バスの後方扉付近に冷蔵庫の施設がついていたのはそのためだったという事が、このとき初めてわかった。



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2007年2月 8日 (木)

Marko paşa - Istanbul 2.3.3

 おしゃれな新市街の大通りからちょっと脇道に入った、これまたオシャレな感じのお店「Marko paşa」店頭からは2人のオバちゃんがチャパティを作っていて、その姿が外から眺められる。典型的なトルコの肉料理をふるまう店はお客さんであふれていた。見た目の雰囲気からして正直、期待はしていなかった。感じがいいとそれが裏目に出たりするものだから。
 僕が注文したのは得体の知れない名前の食べ物「Coban Kavurma」とにかく肉料理だ。サイコロ状の肉、トマト等の野菜をチャーハンのように炒めたもの。どんなものが出てくるかと思ったら、焼きたてのステーキのように鉄板の上にフタをして持ってこられる。そしてウェイターがおもむろにフタを開けると「ジュワ〜」映像をご覧になればどんなものかわかりやすいでしょう。隣りに座っていたお姉ちゃんも雄たけびをあげる。チャーハンの上にはチャパティ。シャレた感じとウマさが融合してガッツリとハラにもきた!

 というわけで今回の採点は、90点!

●Tavuk şiş (Chicken shish) - 6.00YTL
●Coban Kavurma (Shepherd's roasted meat) - 8.75YTL
●Ispanakli with spinach - 2.50YTL
●Ayran - 1.75YTL




Marko paşa
İstiklal Caddesi Sadri Alışık Sokak No.8 Beyoğlu - İstanbul
0212.252.80.80
0212.252.81.81

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2007年2月 7日 (水)

魚市場 - Istanbul 2.3.2

 街を下っていくとヨーロッパとアジアを分ける海に出る。海には橋がかかり、海岸沿いには夜だというのにも関わらず、引き上げた魚介類をその場で販売する夜店が、きらびやかな灯りとともにオープンしていた。広い海に大きな船が行き交い、そこで獲れる大漁な魚たち。そして即売。橋では一般人が隙間なく並んで、夜なのに釣りを楽しんでいる。一体そんな環境下で買っていく人はどんな人なんだろう? バターライスの露天も並んでいるくらい活気があって人気の多い場所。ツーリストだけではないし、地元の人の食用なのだろうか?



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2007年2月 6日 (火)

新市街1 - Istanbul 2.3.1

 コンヤのメヴラーナフェスティバルに行くための策をいろいろと考えていた。これは今回の旅の目玉の一つで、幻想的で美しいダンスを見られればそれだけで良かった。ところがメヴラーナの命日が近づいているこのときが最も盛り上がるというので、これを逃す手はないと思っていたが、発祥の地での観覧は困難を極めるようだった。フェスティバル目前なのにチケットの手配などイスタンブールでできるものでもない。それでも一か八かコンヤに行くことに決め、それから先は流れにまかせることにした
 özkaymac というバス会社のオフィスに入る。ビルの一角のすき間をぬったような小さな三角のオフィスに一人の兄さんがいて手招きしてくれる。その愛想の良さにひかれて入ってみるもののトルコ語しか話さず、コミュニケーションが難しい。それでもなんとか必死にいろいろと言ってくれる。用件はお互いに伝えることができて、チケットを手に入れることができた。深夜バスなので出発までの間、荷物を預かってもらい充電もさせてもらう。

 新市街に移動してきた。旅の初日に訪れたミラノよりも確実に都会な街並に戻ってきて、うねり歩いていた。東京にも似たような盛り上がりぶりに僕はただただ驚くばかりだった。きらびやかな街と人の多さに目を奪われがちだが、そんな中にも必ずモスクが建っている。だからといって特別目を引くものがあるわけでもなく、ヨーロッパの極東の街を楽しんでいた。



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2007年2月 5日 (月)

MAUSOLEUM OF SULTAN MAHMUD II - Istanbul 2.2.3

 道端に見つけた墓。クツを脱いで入ってみると中には大小さまざまな棺が安置されている。王様のものから子供のものまで。一体どんな歴史の背景のもとに生きてきた人なのかすら知らないが、出会った事もない空間の中にある不思議な感覚を味わっていた。
 街の中にあるので外国人の観光客もしきりに訪れていて、決して安らいだ空間ではないものの、ときおり人がひいたときに死者と対話ができるかのようだった。トルコの国旗も掲げられ、なんとなく忠誠心みたいなものに憧憬を抱いた。


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2007年2月 4日 (日)

ヘアスタイル - Istanbul 2.2.2

 この旅の出発前から決めていたこと。それはちょうど髪の毛が伸びはじめていたので、イスタンブールで床屋に行こうとしていた。ミラノにもトルコ人がカットする床屋はあるが、やっぱりワケもわかない中で注文通りのヘアスタイルにしてもらえるのか? 遊び半分でやってもらうことを考えていた。以前行った船旅のときは自分でカットしていたくらいだから、失敗されたとしてもそれはそれで笑い飛ばせたら面白いと思っていた。
 アゴには普段伸ばしていない無精髭をはやし、ボサボサの頭を隠すためにソフィアで100円くらいの帽子を買って、ここしばらくかぶっていた。ヒゲは旅の間そのままにするとして、髪はバチッと短くするつもりでいた。
 街角の一角の小さくて狭い床屋。通り沿い一番オモテに近い台に座り、担当の兄さんの頭を指差し「兄さんみたいにカッコよく」とだけ注文。さてさてどんな頭になるのだろうか?
 兄さんの手は分厚くて男らしい。カット後にするシャンプーでも大量のシャンプーで力強く頭全体をなでる。なんとなく普段と異なる感覚ながら、出来上がりの美しさに兄さんに感謝。逆に失敗してもらった方が笑えてよかったのかも?? これでしめて15リラ = 1300円くらい。



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2007年2月 3日 (土)

MANGAL - Istanbul 2.2.1

 歩き疲れた僕は昼も近かったので、まずは腹ごしらえ。立ち寄ったのは街中によくある、手軽で安いファーストフード感覚のトルコ式?のビュッフェ。

 トルコ人がよく食べるバターライスのようなピラフ。そして肉団子のようなキョフテラム肉とナス、トマト、イモ。肉とナスのコンビを街でもよく見かけていたが、ここのは安いわりにウマい。そしてトマト満載のサラダ。これだけでは足りなかったのでピザも追加した。
 しかしよく見渡してみればイタリアンのような食事。そしてよくよく考えてみるとトルコ料理もトマトメインで調理されている。それがなかなかいけるウマさ。そしてさらにここのウェイター、人当たりがよく愛想がいい。安くてウマくて人がいい。文句なしのイスタンブール中心地のレストラン。ここはかなりオススメ

 というわけで今回の採点は、90点!
 残りの10点は内容がいい割には安っぽく見える店だから。

●Karişık (PIZZALAR) ミックスピザ - 4.50YTL
●Bulgur Pilavı (PİLAVLAR) ピラフ - 1.50YTL
●izmir Köfte (SULU YEMEKLER) キョフテ - 4.00YTL
●Çoban Salata (SALATALAR) サラダ - 1.50YTL
●Soda ガス入りミネラルウォーター - 1.60YTL



MANGAL
HIMAYEIETFAL SK. NO.:17
(212)511 94 43

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2007年2月 2日 (金)

dua oku - Istanbul 2.1.4

 この先の情報を手に入れようと街の中を歩き出す。すると人々は地面にひれ伏している。これがイスラムの本場でのメッカ方向を向いた祈りだ。一日に何度も真面目に神への祈りを捧げるのは、相当根気がいる。というより彼らにとっては信心の結果の行為であって、決して窮屈なものではあるまい。
 こうも真剣に一つのものに対して気持ちを投入できることには、僕は感心しきりであった。中東にある争いは、過激な原理主義の人々が為しているものであって、僕が目の当たりにしている人たちとは別のものであると認識すべきなのだろう。信じているものが何であれ、心が洗われるような、対象への心酔を見た。彼らの心には曇りがないのであろう。



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2007年2月 1日 (木)

バザール - Istanbul 2.1.3

 街の中を巡る時間がようやくやってきた。イスタンブールはホントに都会なのか?

 まずはバザールと呼ばれるショッピングセンターのようなところへ向かう。日本人もたくさん訪れるのか、いかつい顔をした男が日本語で呼び込んでいる。たまに笑ってしまうような語りかけをする輩もいるので、ついつい立ち止まってしまう。
 そんな中の一つ。スカーフや陶器などを販売しているお店に立ち寄った。日本語を話す店員にここぞとばかり、街のインフォメーションを聞いた。嫌な顔もせずに答えてくれる。そしていつもの問いかけが始まる。インタビュー用の質問翻訳だ。
 日本語を話すギンさんに英文を見せながら訳してもらう。大抵は英文から訳す方がやりやすいだろうということからの配慮ではあったが、彼の場合、直接日本語から訳す方がわかりやすいようだった。英語の意味をなぜか同僚に聞きながらトルコ語に訳していたのだ。奇妙な感じ。ここからしばらく続くトルコの旅だけに、簡単な現地語の習得は重要だった。ギンさん、ありがとう!

Hayatinizdaki en önemli şey nedir?



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2007年1月31日 (水)

サンバルカン - Istanbul 2.1.2

 いろんなドタバタに出会いながらも東欧の二カ国を縦断し戻って来た。半日以上滞在した電車の車窓から見えるトルコの風景は、まるでトスカーナのようになだらかな平原が続いている。朝日に照らされながら電車での長旅に終わりを告げようとするが、この泊まりはあくまで屋根の下ではない。ろくな食事もなければ風呂もなく、ましてや僕にとっては死活問題にも関わる 2006年終末バッテリー問題が続く。
 イスタンブールの駅に着くや否やサッサとネットカフェで差し込みを物色。そしてバリバリに回復。再び闘いへと向かうものの、iPod が充分ではなかった事に気がつき、気が気でなくなる。iPod はバッテリーが弱いので要注意!!



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2007年1月30日 (火)

どうやっても - Istanbul 2.1.1

 やっぱりありえないだろ!!

 ルーマニアとブルガリアの国境を越えて、ブルガリアからトルコへの国境までたどりつく。ブルガリアでは越境者のコントロールが中央集中管理システムでも存在しているのか? 僕のパスポートを見てトランシーバーに向けて番号を読み上げるなり、向こう側から名前を呼び返してくる。
 わわわ。
 なんだか気持ち悪くなる。自分を厳重に管理されているようで・・

 とにかく日本人にとって国境越えは日本人に生まれて来て良かったと思える事が多いだろう。しかしこの「KAPIKULE」だけは最後まで面倒だった。行きのときに出くわしたようなオトボケ係官でなかったのは幸いしたものの、わざわざ下車して自分たちでパスポートコントロールまで行かないといけないのはどう考えても理解不能。なぜかやっぱり真夜中に叩き起こされ、長時間の停車を余儀なくされ、予定の時間もゆうに過ぎていく。


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2006年12月27日 (水)

バルカン - Istanbul 1.3

 世界三大料理の一つと言われるだけあって、トルコのそれは種類が豊富でしかもどんなものでもおいしそう。イタリア料理のようにベースはトマト。そしてが多い。カジュアルなセルフサービス式のお店はイタリアにもあるが、イタリアとちょっと違うのはお客さんへの見せ方。とにかくおいしそうに見えるから、どこで食べようか迷ってしまう。前菜、プリモ、セコンドではなく、メインとパンかバターライス。
 トルコ旧市街の奥に入った「バルカン」というお店。夜も遅く他のお店がガラガラながら開いている中、ただ一件だけ客であふれかえっていた。他のお店の店員がガッツリ見守るのをよそに大盛況。

 イタリアで何度か食べたケバブを思うと、いったいトルコ料理はどれだけのもんか?

 そんな心配もなんのその。本場の肉はとてつもなくウマい。イタリアで食べる日本料理以下のケバブを食べていたのだろう。厳密にいえばトルコ料理とは言い切れないだろうけど、こんな安っぽいロカンタ (大衆食堂) でも充分いける。さすがだ!!

Balkan Lokantasi Self Service
A more modern ready-food restaurant with a good variety of dishes at low prices.

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2006年12月26日 (火)

サバサバ - Istanbul 1.2

 このあとすぐに長距離の移動が待ち構えていると思うと気が遠くなる気もするが、それも一つヨーロッパならではの旅の醍醐味。その前の自由なひとときを軽くすませるサンドイッチシリーズ第二弾。これもイスタンブールの名物サバサンド

 日本人を呼び止める声が「サバサンド3リラ (約250円)」イタリアのパニーノの半分くらいの値段。安いんだろうけど安いと思ってはいけない。イタリアが物価高なだけだ。

 タマネギやトマトなどの野菜をパンにはさんで、鉄板で焼いたばかりのサバをボン! レモンをしぼってハイどうぞ。これなら日本でもイタリアでも自分で作って食える単純さ。シンプルでも充分ウマい。
「サンリラサンリラ」の声がこだまする。それに手伝った風景美と人々の風情が気持ちをなごませる。旅なのに荒んでいきそうな心に、売り子の笑顔が安らぎを与えてくれる。



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2006年12月24日 (日)

ミディエ - Istanbul 1.1

 威勢よく旅をスタートさせるべく腹ごしらえを充分にしようと、夕方到着したイスタンブールの新市街タクシム。イタリアでは考えられないような街の盛り上がり方に、トルコの真の姿を垣間見た。経済大国日本のような繁華街・・・

  ここはイタリアより先進国である。

ありえない、ありえない」と思いつつも、現実を目の前にして無抵抗な自分に、事実を感じる事の大切さを知る。
 さて驚いて感傷にひたっているほど時間もなく、イスタンブールの名物ミディエドルマ (ムール貝にピラフをはさんだもの) とミディエサンドイッチを口にする。ここは内陸の多いトルコにあって海が近く魚介類が豊富。ムール貝に詰めたピラフの上に実をのせてレモンをキュッと搾ればミディエドルマ。天ぷらのように衣をつけて揚げ、ドックパンにはさんでニンニクソースをかければミディエサンドイッチ。とてつもない安さと日本人の舌にあう美味しさに感動して、新たなる世界へと旅立つ。
 旅の頭からいきなりの価値観の変動。一体これからの珍道中、何が起こるかわかりゃしない!!



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