2008年5月 5日 (月)

Orto Botanico di Cascina Rosa

 ミラノ市内ランブラーテ駅の近く、ミラノ大学生物学部の実習庭園とでも言うのだろうか? 美しく手入れの行き届いた市民のための公園のようである。
 砂利道がくねくねと行き渡り、その間に刈り込まれた天然の芝生がある。踏み入れると足を取られそうな勢い。園内には人工池。栽培されている野菜には名札もつけられている。小さな子供が裸足で安全に走り回れるところで、生まれたばかりの子供連れなど、親子連れが目立った。学生が日の下で遊んだり、勉強する姿もあった。ほのぼのとしてリラックスできる、都会には数少ない空間だろう。


Orto Botanico di Cascina Rosa


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2008年5月 4日 (日)

PORTO MARINARO

 どうしてもパスタを食べたい。なんてそんな日は気軽に出かけられる近所のレストランへ。
 というわけでやってきてしまったこのお店。入り口にあるメニューは値段もなく、おおまかにしか出ていない。いい時間なのに客の気配もない店内へ入る。バールのようなカウンターが見えたのが運のツキだったかもしれない。おばちゃんが出てきて案内するかと思えば、テーブルの上のロウソクを照らす明かりを探し出す。
 オーダーを取りにくるのはサングラスをかけた無理な英語で語りかけてくるおっさん。メニューあるのに持ってこない。話したいだけのおっさんか?「肉か? 魚か?」「ナス、ズッキーニ、ボンゴレ、エビ」あるもので自分の好きなように組み合わせられる、イタリア式と言えば聞こえはいいが、慣れていないと大変。もうなんでもいい!! とにかく食わせろっ!!! 適当にエビとズッキーニのパスタを頼んだ。疲れるおっさん。客のこっちが気を使わされた。
 大抵このパターンはマズいお店。そして結構な値段。ガラガラの店内。すでに覚悟していた。期待していないというより、マイナスの期待。そのくらいの方が味が映えるはずだからだ。
 出てきたパスタは一見まとも。おばちゃんが「コショウは?」そらやっぱりもらっておいた方が無難。でもその予想をさらに覆されたのは ---- 塩もお願いしておけばよかった ----。しかもフレンチ? と言わんばかり。マックのハンバーガーくらいの量。すぐに帰って家でパスタを食べ直したのは言うまでもあるまい。


 というわけで今回の採点は、1点!

●Penne con gamberi e zucchini - 10.00ユーロ
●Acqua - 2.00ユーロ
●Coperto - 2.00ユーロ




PORTO MARINARO
Via Sirtori, 10
20129 MILANO
02.2951.5560
Chiuso sabato a mezzogiorno e domenica

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2008年4月20日 (日)

Piccola ISCHIA

 ミラノにも3店舗ある有名な本場ナポリのピザを出すピッツェリア。家の近くにあって前から行こうとしていた。
 小さいながらもお客さんで賑わって活気のある店内は、雑然としていてまるでナポリそのもの。オーナーがナポリ出身でこだわってナポリの職人に焼かせているという。
 イスキアといえばナポリ沖にある小さな島。その名の通りイスキア風のピザを注文した。大中小と大きさが三種類あり、中を注文した。だいたい一般的なピッツェリアで出てくる大きさなので、大はそうとうでかいんだろう。
 さすが本場のピザだけあって、いままでイタリアで食べたピザの中で一番うまかった。なんといっても生地がおいしくて、それだけで食べてもうまいはず。これはまた来ることになるだろう。かなりオススメ。
 余談で、僕の知っているカメリエレがいてビックリした。イタリアではよくあることだけれど、他のレストランで働いていて顔見知りだったのがここにいた。それも相まってピザならここに来るべし。


 というわけで今回の採点は、120点!

●All'ischitana - media (provola, pomodoro fresco, rucola, grana) - 8.40ユーロ
●Acqua (1/2litro) - 1.10ユーロ




Piccola ISCHIA
Via Morgagni, 7
02.204.7613
Chiuso il mercoledì

http://www.piccolaischia.it/

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2008年2月 4日 (月)

Ben tornato!! KAWA

 そのコッパイタリアのインテル戦に招待して下さったのが、女子サッカーなでしこリーグ TASAKI ペルーレコーチの河村優さん。なんやかんやとイタリアでの交流が始まって以来、つきあいが続いている仲。そんな彼がイタリアに戻ってくるという。日本サッカー協会のS級ライセンス取得のための研修をオーガナイズしているという。その研修をしに来られたのが昌子力さん。
 まったく畑違いの世界の人々とはいえ、目指すものがあるもの同士、何か通じるものはあるもの。サッカーの見方はボクの想像を超えた情報力と分析力だけれども、もっといろいろ話せたら面白かっただろう。研修を終えてきてどんな表情で戻られるか楽しみでもある。



神戸のサッカー
http://www.kobe-fa.gr.jp/
昌子 力
http://www.kobe-fa.gr.jp/column/syouji_main.html
河村 優
http://www.kobe-fa.gr.jp/column/kawamura_main.html
TASAKI ペルーレ
http://www.tasaki.co.jp/what/perule1.html

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2008年2月 3日 (日)

インテル - ユベントス

 久々のサッカー観戦。コッパイタリア準々決勝インテルvsユベントスのイタリアダービー。サッカーは全くの素人のボクとはいえ、やはりインテルに肩入れするのは当然だし、その方が面白い。
 前半いきなりレッドーカードで退場。そんな不利な状況でも前半0-0で折り返す。どうみても押されていたインテルだが、クルスが2点も決めた。これで余裕で勝てる。なんて油断したのが運のツキ。デルピエロとブームソンがゴールして、あっという間に同点、引き分け。なのに負けたかのように沈んだスタンド。ホームで引き分けは痛い。第2戦が気になるところ。
 だが後日のアウェイ戦でしっかり勝ったインテル。今期の3冠へまっしぐら。


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2007年7月 3日 (火)

campo di sogni

 ある晴れた初夏の午後。道すがら突然現れる風景。


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2007年4月12日 (木)

チェルシー

 チェルシーと言ってもサッカーのクラブチームではなく、明治のお菓子のこと。夕方、ミラノのセンピオーネ公園にて散歩をしていると、何だかいかにも「ヴァージン・スーサイズ」にも出てきそうな風景に出会った。学生らしき女の子ちゃん2人、放課後に公園でブラブラ。そして腰をおろしだべっている。しょうもない話でも盛り上がれる世代。どうみてもイタリアではなく、そこはまるで英語圏の緑が多い田舎のような感覚。それよりもっと先に思い浮かんだ風景は「あなたにもチェルシーあげたい」だった。スコットランドの自然の中で、無名の女の子を撮影してきたような感じ。んー、ここの一面だけはミラノのではない。

 ついでに明治製菓と言えば、子供の頃行っていた香取湯の番台のオバちゃんを思い出す。風呂上がりに何故か明治の牛乳を見て飲みたくなっていた。その明治イコールオバちゃん。オバちゃんの顔は「明治のホーロー看板の写真の顔である」という記憶が何故か残っている。なので大人になってからオバちゃんを見ると、オロナミンCの大村崑やボンカレーの松山容子などの当人を見ているような錯覚に陥ってしまう。もっというとボンカレーのボンはフランス語で・・

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2006年12月25日 (月)

BUON NATALE!

 街を歩いていて、ふと目にした光景が教会に吸い込まれていく人々の群れ。入り口には流れ星のイルミネーション。しばらくイスラム圏にいた僕はクリスマス気分ではないものの飛び込んでみた。
 親子連れの多い夕方。かわいい笑顔に平安の降り注ぐ世界への希望。お互いを想う気持ち。ミサの間に知らないとなり同士が握手を交わす瞬間、温度を与えあう。
 クリスマスは人に何かをプレゼントしたくなる。そんな心を忘れないようにするため神様が弱い人間にくれた最良のプレゼントの日。大切なのはそんな心。プライドは捨ててフトコロに飛び込め。そして

メリークリスマス!!

「ナターレ」

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2006年5月 8日 (月)

花畑

 遊園地が繰り広げられている一方、たくさんの花屋が出店していた。花がところどころに舞っているかと思えば、いろんな色の花びらや木片で作られた巨大な絵が通り一面に広がっていた。一部未完のものもあり「そんなもの置いとくな!」などと思っていると、なんと!! 子供が絵の上にのっかっているではないか!! 何事かと思い近くに寄ってみると、この絵、担当のお兄さんたちが指導して子供たちに作らせていたのである。もちろん下地にラインはひいてあり、それに沿って花を置いていくだけなのだが。しかし素晴らしいのは教えているお兄さんたち。かなり優しく熱心に伝えている。なんと美しい光景だろうか。近くで見ていたおっさんは感動してしまったのだ。


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メリーゴーランド

 日本のゴールデンウィークとはまったく関係のないイタリア。しかしここミラノでもゴールデンウィークが去っていくのが寂しいかのように祭りまくっていた。日曜日。サマータイムになる時差が発生した白夜ナイトのときのようにブエノスアイレス通りが遊園地と化していた。日本ほど娯楽があるわけではないけれども、そんな中でも大人も子供も楽しめるような空間が出現するのは微笑ましいことで、見て歩くだけで喜々としてくるものだ。


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2006年3月 8日 (水)

近くのレストラン

 ずっと気になっていたレストランがある。夜になるといつも必ず満員になっている。そんなにうまいんだろうか? と今日初めてうちの下のレストランに入ってみた。うちのパラッツォとは別の棟だが同じ建物である。こじんまりとした店内で決して広くはない。かまどもなくピザは出していない、海鮮関係もないパッとしないメニューに目を通して選んだもの。

Spaghetti alla d'Annunzio (acciughe, copperi, pomodoro) - 6.50ユーロ

 名前を見てここの近くの通りの名前だから、ここのメインのスパゲティだと思っていた。「ダヌンツィオ」は僕が記憶していただけであって、近くの通りではなかった。ムッソリーニにも影響を与えた作家の名前だった。
 とにもかくにも口にしてみたこのスパ。見た目にもパッとしなくて久々はずしたか? と思いきや本日も大当たり。麺が太くて固い。先日コモで食べたパスタに近い感覚。こんなどうしようもない場所で小さいながらも細々とやっていけるわけがわかった気がした。これはいける。
 一緒に出てきたパンが焼きたてでバターものっていた。これはめずらしい。




 久しぶりにうちの下のアジア食材店に行って米を買った。米は5kgで3.8ユーロ。600円くらいだろうか? 僕はそれしか買い物がないのに、僕の前にいたイタリア人のおばちゃんがいろいろと買い込んでいて、店のあちらこちらから商品を取りにいってはレジに持ってきてを繰り返していた。あまり日本じゃ見かけない光景だろうが、気長にはたから眺めながら待っていた。自国のものでない商品を見ながらあれは何だこれは何だとたずねる。しまいには予算オーバーだからと最後に持ってきた瓶に入った肌につける何かをいらないと言っていた。レジの女も苦笑いしながら僕を見る。その女も間違えてレジを打たずに袋に入れてオバチャンに渡してしまいそうになり、オバチャンが逆に突っ込んでいた。
 こういうどうしようもないオバチャンは日本でもいるのだろうけど、この場が日本ではないからだろう。別に僕に愛想をふるうわけでもないオバチャンなのに、何となく微笑ましくもあり「仕方ないなぁ」と思いつつもしばらく待っていられた。時間の価値観を変える事で見えてくる面白さ。せっかちにならずに適当に流すのもこの国で生きていくのに必要な事でもあるのだろう。
 アメリカなんかだったらこんな店も巨大なスーパー化しているんだろうけど、アパートを間借りしての個人経営。しかも外国人経営だからここもこじんまりとしている。個が浮き出てくるのがこの国のいいところ。オリジナリティであふれている。僕の肌にもピッタリと合うはずだ。

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2006年3月 7日 (火)

Maruzzella

 おいしいイタリアンを目指せとばかりに常に探し歩いている。おいしいイタリアンならイタリア人に聞くのが一番だと、先日シルビアたちに教えてもらったお店「Maruzzella」。うちからも比較的近いポルタヴェネツィアのオベルダン広場にある。シルビアが言っていたように大人気で席が埋まっていた。僕はいいタイミングで来たので待つことなく座れた。そのあとからもあれよあれよと人々は集い、入り口付近には行列ができていた。立地条件のよさもあるけれど、これは期待できる。
 僕が頼んだのはエビとズッキーニの入ったタリアテッレ。付け合わせで焼き野菜も注文した。さてスパゲティ。見た感じは「どーなんだろーこれ」と思ったものの、僕にとっては最高にうまかった。コーンスープのような味がして濃かった。薄味派にはつらいだろうが僕にはOK! オリーブオイルが来なかったので野菜はそのまま食べてみたら、これまたそのままで充分おいしかった。
 最後に計算ミスで 1ユーロ多くとられそうになったものの、ここのところ連続で当たりが続いているので、続けておいしいものを食べたい。



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2006年3月 5日 (日)

カルネバーレ 2

 コリアンドーロと呼ばれる色のついた紙吹雪を投げあったり、仮装してスプレーを吹き付けあったりしている人たちと一緒に、人の流れにのって眺めていた。地下鉄の排気口から吹き付ける風でコリアンドーロが絶え間なく舞い、まるでパレードてもやっている映画のワンシーンのようだった。大人も子供も関係なくじゃれあい楽しそうにしているのが微笑ましかった。


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カルネバーレ 1

 今年のカーニバルもこの日が最終日。ミラノの中心も大いに盛り上がる。子供たちはみな仮装して奇抜なファッションに身を包んでいた。道ゆく人同士が突然スプレーをかけあったり、服は白まみれ。汚くなったじいさんばあさんもすました顔して腕組み歩きゆく。何でもありの混沌とした宇宙。カラフルな街の中に飲み込まれていく僕。狂喜乱舞。。



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2006年2月27日 (月)

肉よ、さらば!

 この時期は世界中カーニバルで人々はサンバサンバ踊りまくっている。当然ここイタリアでもくるくる踊りまくっている人はいるわけで、オリンピックでも競技のように披露されていた。イタリアのそれは独特のものがある。カーニバルと言えばどうしても日本とは縁遠い感じが否めない。もちろん謝肉祭に通ずる宗教的な行事だから、商売にもつながらず一切関知しないのだろう。逆に言えばビジネスチャンスがうまっているとも言える。頑張れビジネスマン。


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2006年2月13日 (月)

笑顔に出会える街

 この乗り物はどうやら昨日やっていたバレンタインチョコのプロモーションのようだった。もちろん僕もチョコはもらった。僕は後ろ向きに座っていたが、真正面に順行に座っていた親子がいた。お母さんのひざに座っていた男の子は、通りに見える風景を指差したりしていてとてもかわいかった。彼よりはまだ僕の方がイタリア語がいける (?) ような気がした。
 しばらく進んでいくと、停留所にスタッフ軍団が待機しており、4,5人乗り込んできた。騒がしい軍団だったが彼らが子供たちにかける声と言えば「なんて素敵な子なんだ!! 名前は? キアラ!! かわいい名前だなぁ」と言い放つ。僕はそのプラスのエネルギーの放出の仕方がとても気に入って、勢いのあるうるささにうざったさはなく、むしろ清らかさを覚えた。
 昨日も来たポルタヴェネツィアにある本部のようなところで降り帰途に着くことにした。僕の正面にいたお母さんとちょっとした会話をして「Ciao!!」といって別れる。降りてからも発車する車に乗る親子に手を振りながら自然の笑顔で見届けられた。なんとなしに出たつまらない街の風景が、今日だけはなんとなく嬉しかった。


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知らないもの同士

 何もない街ミラノでも、ぶらぶらと散歩していると何かしらに遭遇するものである。日曜日の街の中は静か。ドゥオーモやサンシーロはにぎわっているのは当たり前。そして僕の住んでいる地区のブエノスアイレス通りはいわゆる商店街で、ここもにぎわっている。たまたまこの辺を通りすがると、いつも眺めているのとは違った乗り物に出会う。まるで遊園地に走っているような速度の遅い電車のようなバスのような乗り物である。
 すかさず乗り込んでみる。まわりは当然子供連れの親子が多かった。運転手のおじさんは運転中になにやら歩道の通行人に声をかけている。トリノオリンピック真っ盛りの今だというのに「A.C.ミランはどうしてる?」とスコアを聞いていた。真っ赤な制服を来ていたオヤジはミラニスタだったのだろうか?「4-1」と聞いて喜んでいた。その後ろに乗っている男は通行人にチョコレートを投げつけていた。


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2006年2月12日 (日)

バルーンパフォーマンス

 そのプロモーションをしているところで細長い風船で人形を作って子供にあげるパフォーマンスをしていた。どんな風にして子供とコミュニケーションをはかっているかを見ていた。子供と同じ温かい目線でじゃれあうように風船を渡す。見ているのは僕だけではなく、まわりの人たちも一緒に楽しむかのように声をかけあう。人と人とが楽しむ姿には心が和んでくる。視線の向こうにはブルーではなく、オレンジのフィルターが見えるようだった。


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足長おじさん

 ヴァレンタインが近いこともあって、スイスのチョコレートメーカーのイベントがポルタヴェネツィア (ミラノ) で行われていた。チョコレートを配っていたのでもちろんもらった。東京にいればこんなことは珍しくもないが、イタリアにいたらこんなことはかなり珍しい。地下鉄の駅の階段を出ると無料の新聞を配ってはいるけれども、こちらではティッシュすら配ることはない。一企業がプロモーションをやるというだけでも腹をくくってのことのようにも思う。街の中を歩いていてもヴァレンタインが近いだなんて感じない街並だから。


LINDT

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2006年1月30日 (月)

聖火リレー2

 しかし何はともあれ走者は誰であれ、聖火とご対面できたのは僕にとって想像していた以上に楽しかった。もうただのミーハーになっていて、まわりの少数の野次馬と一緒に走って追っかけていた。気がつくと隣りの駅まで走っていた。平和の祭典といわれるだけに心は平和で満たされた気がした。でもアルマーニとシェフチェンコまでリレーをしていたのは知らなかった。


Viaggio della Fiamma Olimpica - Torino 2006


 ところで聖火リレーも盛り上がらないイタリアという国。日本から来る人たちからも「オリンピックグッズはどうしたら手に入れられるか」と聞かれるが、そんなことはこっちが知りたいくらい。だいたい日本の人たちはマスコットすら知らないのではないだろうか? ネーベ (雪) とグリッツ (氷)。こちらでは直前になってもテレビで取り上げることすらなく、当地トリノですら盛り上がりが薄い。僕はピンバッジは買ってきたもののグッズなどはほとんど見かけなかった。日本国内が盛り上がっていても知ったことではないし、僕にとってはどうでもいいことである。きっと日本人にはウソのように思われるかもしれないが、これが現実であり逆に言えば僕が理想としているスタイルである。
 最近よく言われることではあるが、オリンピックも商業主義的になりつつある。日本からは浜ちゃんや中居君などがミラノにも来ていたようだが、日本は必要以上にマスコミが取り上げて書き立てる。メディアはオリンピックを取り上げておけば、率がとれる部数が出るアクセスがあがる。だからしなくてもいいくらいにあおりまくる。
 別になければないで困ることはないのに、人々の話題はオリンピックになってしまうからついていかざるを得なくもなる。スポーツを見たいわけではない。みんなの話のネタのオリンピックに疎くてはならないだけなのである。
 人々のおさめる税金をつぎ込んで商業主義的に走る大会にはそっぽを向いているイタリア人たちなのである。ベルルスコーニ首相も開会式には参加しない。もともと都市国家の集合体のこの国では別の都市のことなんて気にならないのであろう。オラが国オラが街という人々である。だからこそよけい街同士の対戦の象徴とでもいうべきカルチョの方が盛り上がるのであろう。新聞もテレビも 9割以上サッカーのネタである。
 商売に走らず、人々の情報に左右されず、流行など気にしない、独立独歩、自分の生き方を大切にするイタリア人は、人間らしいと思う。これが僕がイタリア好きになる理由であろう。


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聖火リレー1

 各駅の電車に揺られること 2時間。トリノからミラノに戻ってきて次に待つのは聖火リレー。サイトで確認するとうちの近くのブエノスアイレス通りを 20:01 に通過するという。それに合わせてトリノから戻ってきた。ウキウキワクワクしながら通りにたどりつくと、交通規制どころか野次馬らしき姿すら目にしない。これはどういうことなのだろうか?「中止?」なんてことも頭をよぎりながら待っているが、それらしき雰囲気がまったくない。おかしい。不安だらけの心に無数のクエスチョンマークがあふれてくる。
 リレーを待つ場所を少し変えようと歩き出すと、オリンピックのマークのあるジャンパーを着た 2人組がいた。これは来るはずだと確信を持てたのも束の間。予定の時刻を1時間たってもまだ気配がない。このクソ寒い中 1時間以上待たされるのは、相手がいくらイタリア人だからといっても厳しい。そうそう待てるもんじゃない。
 そして 21:01 をすぎて彼方から見えるのは 1台のミニバス。なんとなく来たような来ないような・・・と思っていると旗を渡してくれるではないか! リレーの応援用の旗だ。その旗を渡してくれた彼女がなんと女神のように見えたことか! あとあとにわかることだが、スポンサーのストがあったせいで予定より 1時間遅れていたという。ということはある意味その女神がリレーの進行を遅らせていたというのには何とも複雑な気分だった。


Viaggio della Fiamma Olimpica - Torino 2006

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2006年1月28日 (土)

彼らは本気!? のはず・・

 ここはミラノの中心から少し離れた Lambrate という駅のホーム。昨日降った大雪をどけていた。でもこの駅、どう考えてもそんなに利用者は多くないし、ましてや土曜日。いまだ降り続く雪の中、すかんすかんの駅構内でこの仕事をやることの意味は?? しかも5人。これはやる気のない人でも雇用を安定させるべく用意した市の策略のような気がしてならない。それでなくとも賃金が安くて物価の高いこの国。いったい人々はどうやって暮らしていっているのか? 「やる気出せーーー!!」


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ミラノの豪雪

 東京でも大雪が降ったようですが、ここミラノでも大雪に降られました。というか北イタリア全域で数年ぶりの大雪のようです。このすごさがわかりずらいのが残念ではありますが、飛行機は欠航が続出。バスやトラムもストップしたり徐行運転されるなど、交通には影響がかなり出ています。除雪車に雪をひっかけながらも公園で雪の風景を楽しみました。



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2006年1月22日 (日)

Giardini Pubblici

 映画博物館の帰りにプッブリチ公園を横切って行った。うちの近くにこんなのどかな公園があったとは・・・ 知っていました。でも意外にいろんな施設があることに驚き。ミニ列車、ポニー、ゴーカートのようなもの、静かな池、メリーゴーランド。プラネタリウムや美術館もあるらしい。心休まらないミラネーゼにも落ち着く瞬間がとれそうな空間です。
 そんな公園内で面白そうなものを発見しました。僕もやってみたくなりました。トランポリンとバンジーを合わせたような遊びです。

Giardini Pubblici


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2006年1月 8日 (日)

夜明け

 夜明けについては何度か書いた記憶がありますが、僕の中ではとても好きな時間帯であります。高校の頃、新聞配達をしていたからでしょうか? これから何かが始まるドキドキワクワク感。いままで見たことのないものに触れることのできるかもしれない可能性が秘められている、この素敵な瞬間が心を踊らせます。「夜明け前が一番明るい」というのは、そんな心の状態の例えなのでしょう。それに加えて、正月であることもあり、人気のなさがなお一層、心地よさを感じさせる。

 映像は Viale Tunisia と Viale R.Giovanna の間の BuenosAires の停留所。
 イタリアは現在冬時間なので、日照時間が非常に短く、午前8時を回る頃ようやく明るくなります。

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2006年1月 1日 (日)

トラムにて

 帰りのトラム待ちのときにも、酔っぱらっているわけでもないのに寒い中、若者たちが歌を奏でていた。そして僕が帰るトラムにも乗り込んできて、終止歌が止まなかった。そしてまわりの乗客も決してうるさいなど言うことなく、一緒にあおっていた。拍手をするおばさんから、ビデオをまわす人もいて、リクエストをして一緒に歌う若者、そして彼らもそれに乗じて乗客にリクエストを聞いて回る。
 喜、 喜、 喜。
 人生の素晴らしい瞬間を体験した気がした。


 ミラノには新旧様々なタイプのトラムが街を交差していますが、この映像のトラムは最も古いタイプのトラムです。

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カウントダウン

 今年の正月。ミラノの中心での年明けを感じてきた。もう何度もこの街で年越しを迎えているものの、街の中心で過ごす正月はこの夜が初めてだった。「とんでもない」ということをいろいろと耳にしていたけれど、僕にとってはすごく面白いものであった。人がたくさん集まり、ステージではコンサートのように歌を歌っている。ちょうどこの時期、雪が降っていたせいで足下はびちゃびちゃ。それにもかかわらず、中国人を中心に爆竹や花火が飛び交っていた。各国の年明けの様子と比較しても、これがイタリア第二の都市なのかと疑ってしまうほど小さな規模でのお祝いだった。でも人々の歓喜の叫びは他のどこよりも雄叫びが多かったことだろう。隣りのオヤジはシャンパンでアワアワ。パンパン鳴り止まない音と、若者の歓声。新しい年を迎えることの喜びがみんなの心を鼓舞していることに僕自身嬉しさや楽しさを感じていた。



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2005年2月14日 (月)

インテル勝った!!

 12日夜、ミラノサンシーロスタジアムでインテル - ローマ戦が行われ、ミハイロビッチのフリーキックからの2ゴールで2 - 0で勝利をおさめた。

 サッカーを見に来たのは去年のミラノダービー以来。あの悪夢の大逆転負けの試合だ。
 そんなにサッカー好きでもなく詳しいわけでもない僕ではあるが,カルチョの国にいたら何かしら見に来る機会はあり、一応インテリスタと名乗り、通算して何度かは来ている。ほとんどインテル戦だが、いつものごとく引き分けが多く,すっきりした試合を見たことがなかったが,フリーキック2本とはいえ、今回はいい試合が見られた。ゴールした瞬間、自然と立ち上がって歓喜の中に溶け込んでいた。日本にいたときですらヴェルディ - ジェフくらいしか見たことなかったのに、この国のサッカー熱は冷めやらない。

 今回一緒に行ったのはペルージャで少年チームのコーチをしているという方。日本人で本格的に監督のライセンスを取ろうと頑張っている人だ。まったく違う畑の人なのに僕と知り合ってしまうのも面白いものだ。もう一人、富山にJリーグを招致しようという人も来ていたが,こちらも面白い。というかとにかく本気になって夢を実現しようとしている人はエネルギーが一般人とは違っているので面白い。柳沢のことも知っていたのには驚いた。

 まあとにかくいい夜を過ごせたのは彼らのおかげでもあり,感謝している次第です。ありがとうございます。

 

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