イタリアンスマイルズ

  •  こちらのブログはイタリア在住の映像作家池田剛の撮影する映像とエッセイを掲載しているものです。製作中の映画「GLI ARTIGIANI」の映像を始め、イタリア各地の心温まる映像ビデオポッドキャスティングという形でお届けしています。

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2012年2月 6日 (月)

Osteria Del Ponte

 イタリアにいてイタリア人に食事に連れて行ってもらった事は数あれど、
 意外とミラノの郊外までわざわざ食べに行った事は多くもない。

 今回は僕の誕生日にあわせて友人が予定を組んでくれた。
 郊外にある老舗のレストラン。

 最寄りの駅から車でしばらく行ったところ。
 車を降りると外は寒いのに
 この同じミラノにいて空気のきれいさに驚き!

 その空気を吸い込めば、
 当然とばかりに満天の星空が降り注ぐ。

 レストランの名前もそのままに、
 川が流れる橋の真横に立っていた。
 もうなんだかその雰囲気に呑み込まれてしまっていた。

 友人が親切にメニューを説明してくれるが、
 どれも美味しそうだったので、
 ミラノ風の皿を頼む事にした。

 レストランで肉を食べるのも久しぶりだったが、
 こんなにごっそりとした固まりを口にするのも珍しい。
 これがまた下にとけおちていきそうな勢いのおいしさ。

 大満足な一夜を過ごさせてくれました。

 そのレストランから少し奥まったところに案内され、
 真っ暗で明かりもない一本道。
 天を仰げば星空。
 余計な音は聞こえない。

 子供の頃、
 正月に田舎で味わったことがあるような、
 そんな懐かしい雰囲気に包まれ、

 自然な自分に戻れた気がしました。
 それはそれはとてもありがとうな日。。


Osteria Del Ponte
Via Alzaia, 2
20012 CASTELLETTO di CUGGIONO
02.974219
Chiuso lunedi sera e martedi

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2012年2月 5日 (日)

SPORT MOVIES&TV

 ちょっとした映像祭がありました。

 以前からチェックは入れていたのですが、
 今回初めて足を踏み込んでみると、
 世界各国で開催している模様。

 オリンピックやサッカーワールドカップなどの映像、
 ドキュメンタリーなどが流れていた。

 公的な施設で、
 奥まったようなところだったので、
 中心地の人ごみながら、
 建物はガラガラ。
 逆に落ち着いて映像を見られる。

 地下にはバスケットとサッカー関係の映画ポスターコーナー。
 そしてミニサッカーゴールゲームコーナーがあって、
 リタイアした感じのオッサンが仕切っていた。

 オッサンは穏やかで優しく、
 ゴールを外した僕にもとりあえず拍手をしてくれた。

 そして参加賞のDVD。
 ボクシングのドキュメンタリーのようで、
 ミラノ県からのプレゼント。


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2011年6月15日 (水)

ci gusta!

 ポカポカの春の陽気に誘われて、ブラ〜りぶらぶらとブレラ美術館の界隈を歩いていた。


 夜にもなれば活気であふれるこの一帯も、日中は閑散としていてゆったりとした時が流れている。


 そんなに目立ちもしない裏道の角に気になる店を発見したのもタマタマ。しかもジェラート屋さんという感じでもなく、とりあえず入ってみると、ヨーグルト屋さん??


 ヨーグルトの種類を選んで、それにまたトッピングが出来る。ACミランの赤黒のヨーグルトもあったが、僕はノーマルタイプにチョコチップをトッピングした。


ci gusta!


2011年6月14日 (火)

ブレラの図書館

 イタリア文化週間のこの日、無料でブレラ絵画館で鑑賞してきた。


 絵画というものは、、


 なんたるや、、


 正直、解説なしでそうそうわかるものでもない。
 僕の見方としては感覚的に受け入れられるかどうかが線引きのポイント。


 知っている土地の昔の風景画を見て、いまとの比較を想像したり、
 1500年代の映画にも参考になる画を光の当て方から見てみたり。

 入り口近くにあった窓の向こう側の、、それはそれは画ではなく映画でもなく、生モノの図書館。しかも光が差し込んでいる所がまた美しさを引き立てていた。


 置いてあった書物も実際に利用されているものというより、飾りで保管されているかのような、ボロボロのものばかり。


 管理状態はいかばかりか?


 でもこの状態がまたいい味を出していたもの現実。リアルの美がこの世では一番の美しさ。



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2011年6月 7日 (火)

イタリア統一150周年

 今年はイタリアがいまの形に統一されてから150年経った記念の年で、街の中では国旗をよく目にします。


 そしてここミラノのアーケードでは、イタリアらしいライトアップがされております。


 本当の意味での統一、しっかりとしていただきたいものです。イタリアも日本も世界も。。


 こんなに美しいモノを与えられているのですからね。


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2011年6月 5日 (日)

Parco Lambro

 僕がこの国に来て、いつのまにか二桁の年月が過ぎ去っていた。


 イタリアに滞在すると決まって、それから初めて目にした世界。ミラノでなくとも、イタリアでなくとも、正直どこでもよかった。


 自分という存在が一体なんなのか、サッパリわからなかった。でもそれはいまでも全く変わらない想いではある。僕が見ているモノはどこに向かっているのだろうか。


 頭ではいろんなことを知ることが出来、いろんなことをイメージすることも出来た。いまほど手軽に情報共有できるような時代でもなく、足を使って出来うる限りのモノをかき集めていた。


 本を読み、音楽を聴き、舞台に触れ、映画を観、人と話し。


 物事を信じ、見えない世界に傾倒し、人に裏切られ、人を傷つけ。


 それでもわからないことだらけ。


 世はそこはかとなく不思議に出来ている。


 何かに憧れ、人の想いに従い、そこに浸ろうともして、つまずき、手を差し伸べられ。


 自分の目で見ていながら、見えていなかった現実の世界が目の前に広がっているのだ。自分が頭で想い描いていた世界は、ここにはなかった。

 ミラノの郊外にある、ランブロ公園。ここに流れている急流の川を目にしていたら、いろんなことが一瞬に駆け巡っていた。

 イタリアに来たわけの一つがここに見えていた。


 スクリーンの向こう側にあったはずの景色がここにある。僕が想っていたはずの風景だ。


 エンジン音を耳にしない、360度アスファルトを目にしない場所。


 空が広く、生き物がたたずむ石の上。木の枯れ葉。鳥の羽ばたき。水の強さ、そして重さ。


 でもこれは現実であって、スクリーンではない。


 フィルターを通した画と、いまの画。手前の方がよかったという想いもあるが、それもこちら側に来たからこそ想えることでもある。


 世界は確実に広がってきたが、まだまだ足りない。現実に触れること。人の想いに触れること。


 いろいろを見て、いろいろを知ることが出来たように思えるが、わかったようなフリをして、人をだましてしまうこと。それは自分でも気がつかないうちにやっていることがあるだけに、それが一番怖いことかもしれない。

 だからこそまだ知らない世界。新しく開拓していきたい。知っていると思い込んでいるものでも深く掘り下げて、もっとわかりたい。


 しかし人がどれだけ尽くして築きあげてきたものでも、一瞬でぶちこわし流れ消えていってしまう。


 人の夢は「儚い」のだ。


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2011年6月 4日 (土)

OSTERIA CONCORDIA

 昼間に行ったが、人気があるようで地元の勤め先の人々で賑わっていた。よくある中国人経営の店だが、へたなイタリア人の店よりもサービスがとても良いのが、逆に残念かも。イタリアなんだから「イタリア人の店の方がいい」と言いたいに決まっている。


 メニューは昼のピザのセットが異様に安い。これも人気の秘密か。


 そして味も外していないのは、何かあったときに押さえておけるポイント。


 というわけで今回の採点は、70点!

●Menu pizza (Boscaiola) a piacere + bevanda - €7.50

OSTERIA CONCORDIA
Corso concordia, 10
20129 - Milano (MI) italia
Tel 02.76406565

2011年6月 3日 (金)

1900

 ドゥオーモ横にあったインフォメーションがなくなって、いつの間にか美術館が出来ていた。その名も「900」


 1900年代に制作された絵画が展示されている美術館で、モディリアーニやキリコなどから知らない画家のものまで。僕自身1500年代のものが好きで、あまり最近の作品を目にする機会はイタリアでは少なかったかも。


 建物自体がいかにもイタリアという作りで、とにかく日本のような機能性よりデザイン性重視のようで、どういう構造か全くわからず。見る順番も行ったり来たりで自分の立ち位置もわからず。


 とはいえ上階からのドゥオーモや広場の眺めといったらとても素敵です。



2011年3月21日 (月)

La messa in Duomo 地震を受けて

 東北地方太平洋沖地震を受けてのミサがミラノのドゥオーモで行われました。

 国内のことならまだしも、遠い日本の式典が行われるとは予想もしませんでした。
 イタリアでも原発のことを含めて大々的に報道されてはいますが、それほど大きな出来事だったことを物語っています。

 ミサの形式で式は行われていましたが、焼香のようなものもあり、日本人への配慮も含んでいたのでしょうか。
 巨大な会堂の中で日本人もイタリア人も悲しみを共有し、被災者への祈りと、そして復興への希望を祈り。

 領事の方も参加されていたようで、信仰を別にして市をあげて日本へ哀れみを送って下さっていました。

「心はいつも日本人とともにある」というイタリア人もいます。
 それにはとても感謝します。


 今回の震災は自分にとっても決して他人事ではありませんが、やはり遠くにいて出来ることも限られる中、この想いを共有してジャパニーズスマイルを増やせたらいいと。元気が徐々にでも増えていくことを祈ります。

 そしていつでも「平安」でいられるように。


Terremoto in Giappone, la Caritas si mobilita

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2011年1月14日 (金)

六本木男声合唱団倶楽部

 日本のステータスのある方々で組んでいらっしゃる「六本木男声合唱団倶楽部」のコンサートが、なんとミラノのドゥオーモであるという。しかも無料とのこと。

 メンバーを見れば、これだけの人たちが組めば、ここでの開催もありだろうと思える面々。しかしすごい。

 またコンサートホールとしてのドゥオーモを体験できるのも珍しいかも。やはり構造としては、空間が広すぎるだけに音が分散していて、同じ場所で聞いているようなライブ感がまったくなかった。

 距離的にも遠すぎて、かつ立体感もないので、モニターに映し出されていたけど、それも小さくて、視力が弱いと忍耐力が必要になるかも。

 曲は映画音楽を聴いているようで、聴きやすかった。

 お客さんはもちろん日本人も多かったけど、フリーなだけにイタリア人も多く、会場は満員だった。


六本木男声合唱団倶楽部

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