2009年8月12日 (水)

Pizzeria La Fabbrica

 得てして人生なんてそんなもの。

 パンチェッタと呼ばれる豚バラのピザを注文した。イタリアではピアチェンツァのパンチェッタが有名のようで、ピザの名前もピアチェンティーナ (ピアチェンツァの、ピアチェンツァ出身の) だった。当然僕はその名の通り注文するわけで、いかついオッサンが近寄ってきても、ひるまないように強い声で言うと、
「いや俺はナポリ人だ」
「?」
 聞いてねえよ。ちゃんと注文取れよ。
 これが南のノリなのか? 普段この仕事をやっていてもこんな対応ありなのか? まあでも素でそんなところが愛らしいのもこの国の人であり、マフィアみたいだったこのオヤジも接客を見る限り、すごい優しいオヤジだと見た。
 ここのピッツェリアはナヴィリオにもあって、僕も行ったことがあったが、人気のおいしいピッツェリアであります。

 というわけで今回の採点は、100点!
 オッサンのボケに、    120点!

●Piacentina (pomodoro, mozzarella, pancetta grana)- €7.50


Pizzeria La Fabbrica
Viale Pasubio, 2
20129 MILANO
02.655.2771
chiuso domenica e lunedi pranzo

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2009年8月 2日 (日)

Il giardino dei segreti

 入っていくとどこかの旅館のように、通りの両脇から「いらっしゃいませ」のように「ボンジョルノ」攻めにあった。店の天井から木がつきだしているレストラン。ホンモノの木が生えている。カメリエレやお客にはまるで映画俳優のような個性の強さを感じる人を目にする。
 注文したのはスコルファノという深海魚? 白身魚でほどよいアルデンテでかなりよかった。しかし自分が一体どんな魚を口にしたのかよくわからず、帰ってから調べてみるとなんと気味の悪い不細工な生き物を口にしていたんだろうか? いやしかし確かにイタリアにいて、よく思い出せば目にした事のある魚ではあった。ウマいからよかったけど。。。


 というわけで今回の採点は、100点!

●Linguine allo Scorfano - €9.00
●Acqua - €2.00
●Coperto - €2.00


Il giardino dei segreti
Via P. Sottocorno, 17 - ang. P. Calvi
20129 MILANO
02.7600.8376
02.7602.1803
chiuso domenica e lunedi pranzo

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2009年4月26日 (日)

ミケランジェロのキリスト像

 スフォルツェスコ城で期間限定で公開されているミケランジェロ初期の作品だそうです。ロンダニーニのピエタと同じ所に展示され、ホンモノを目の前と背後に出来る事の素晴らしさに感動。この描写の細かさにも興味深さがあり、じっくりと眺めていました。


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2009年4月20日 (月)

Soft Kiss

 イタリアといえばジェラート。ソフトクリームといえばマクドナルド。
 ソフトクリームなんてこの国で口にできるとはつゆ知らず。フレンチキスのような口当たりのチョコかけソフトクリームがミラノでも食べられるようです。



Soft Kiss
Categoria: Gelaterie
Via Nicola Piccinni, 1/3
20131 Milano (MI)

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2009年4月15日 (水)

Latteria

 僕の中のわずかな想像力を働かせて。。
 行ったことはないけれど僕のイメージの中でのイギリスのカフェという感じのお店。イタリアにこんな小奇麗なところあったのか?! と驚かせられた。ラッテリアとはいうものの、ちょっとしゃれたバール。そんな感じ。


 というわけで今回の採点は、120点!

●Caffe machiato - €0.90



Latteria di Via Vigevano dal 1907
Via Vigevano, 33
20144 MILANO

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2009年4月 8日 (水)

ティフォージ??

 毎年恒例の河村丸来航。というわけで今年も研修の輩を連れてミラノにやって参りました、サッカーコーチの河村優さん。今回は共にサッカー観戦する事もできませんでしたが、モチベーションの高いサッカー指導者との食事の場を作って下さいました。
 やはりカテゴリーは違うとはいえ、目指すものが高いところにある人々と関わりあうことができるというのは有意義で気持ちのいいものです。河村さん自身も今シーズンからは新たに姫路獨協大学サッカー部で指導を続けるとのことで、僕も大変楽しみにしております。



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2009年4月 3日 (金)

Casa di Riposo per Musicisti

 引退した音楽家たちが隠居しているヴェルディが建てた家。ミラノの中心にあって大通りに面しているにもかかわらず、中へ入るととても静か。正面をいった突き当たりにヴェルディの墓があり、耳を澄ますと歌が聞こえてくる。
 テレビのドキュメントを見て来てみたのだが、世に成功した人が後世のために残すという考えあるのは素晴らしい。若い人もここで学んでいて、こんな環境が芸術だけでなくいろんな方面でも出てくればいい。


Casa Verdi
http://www.casaverdi.org/


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2009年1月 2日 (金)

California Bakery

 うちからすぐ近くにあるアメリカンスタイルの店。とはいっても完璧なイタリア人の店であり、対応はイタリアン。朝からメニューにあるものを「それはない」と言い張る。食うもんないじゃん。仕方ないのでチーズケーキを食べた。いやしかしこれが濃厚でウマかった。これがアメリカンなのかどうかは知らんが、味は間違いないだろう。


 というわけで今回の採点は、80点!

●Cheese Cake "TIPICA TORTA AMERICANA" - 4.00
●Caffe espresso - 1.00

California Bakery
Viale Premuda, 44
Milano
02.7601.1492

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2008年12月31日 (水)

まだまだ続きます

 もうクリスマスも終わったというのに、まだ出ているクリスマスマーケット。イタリアでは年明け1週間くらいはクリスマスが続く。温かいカフェを口にしながら、ゆっくりと師走の街を眺めていた。



 一年の締めくくり。今年も今日で最後となります。新たに明ける年も皆様を前進させるような素晴らしいシーズンとなりますよう祈っております。ありがとうございました。

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2008年12月30日 (火)

きらめき

 闇夜に輝きまくる光の行進。これはあまりにも行き過ぎていやしないか? オーバーなほどにきらめくミラノを走るトラム。いったいこれは何故にここまでするのだろうか??


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2008年12月24日 (水)

ブルードーム

 夜の中心街を歩いているとギョギョギョ!! なんとガレリアのドームがブルーにライトアップされていた。これは鮮やかでその美しさに呑み込まれてしまいそうだった。


Milano è Natale


続きを読む "ブルードーム"

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2008年12月23日 (火)

FIERA DEGLI OH BEJ! OH BEJ!

 毎年ミラノの祝日に行われるクリスマス・マーケット。これもまたとんでもない混雑ぶりではあったが、屋台が城を取り囲んで無数に並ぶ。屋台の種類もかなりダブついているが、どこも繁盛していて、僕もワッフルやサルシッチャのパニーノなど食べていた。城の時計台にも光の仕掛けがあって、18:00 を回ると光のショーが行われていた。年末のミラノの風物詩か。


Oh Bej! Oh Bej!


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2008年12月22日 (月)

ありえないっ!!

 ちょっとこれはありえないだろうと思って驚いてしまったのはイタリアでの行列。ミラノのスカラ広場に面している市庁舎でカラバッジョの「サウロの回心」一枚のみの無料絵画展があり、それに並ぶ人々。ガレリアの入り口まで続いていた。芸術には憧憬の深い地域ならではと言えるでしょうか? ざっと100人以上はいると思われますが、無料というのは心強いというわけで僕も見ました。カラバッジョはやはり光の使い方に魅了されます。僕の場合、ほとんどそこしか見ていませんが、それだけで人をとりこにするエネルギーがあるということ。力を得られます。


Caravaggio a Milano, in mostra la Conversione di Saulo

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2008年11月26日 (水)

ortomercato di milano

 卸売り市場なんていうのはあまり足を踏み入れるようなところではないが、意外と近場にあって、しかも一般でも入れる時間があるというので行ってみた。
 花、魚、肉、青果とすべてが一カ所に集まっている。肉は敷地面積も小さくひっそりと、花はこっそりしっとり品がよく、魚はやはり威勢よく声を荒げた海の男たち、そして最大の青果。これは人も大量に活気が溢れていて、外人だらけ。まぁとにかく安く、とはいえ箱売りなので買ってもスーパーより安いものの、無駄になる上、持ち帰りも大変なので手に入れず。
 魚屋は威勢のいい「いらっしゃい」八百屋は低音の「いらっしゃい」の連続。と聞いたが、なんかそれも万国共通のようなことも感じた。それって平和でいい事ではなかろうか。


ortomercato di milano
SO.GE.M.I. S.p.A.


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2008年11月25日 (火)

ナホミン CALABRONE

 GLI ARTIGIANI
 ライフワークともいうべき僕のプロジェクト。職人さんたちのドキュメンタリーですが、ラヴェンナでモザイク職人さんを取り上げるのに相談したところ、快く応じて下さった素敵なドリーマー、オカダナホミンさん。彼女なくして僕のラヴェンナでの動きはなかったのですが、その彼女がイタリアに来られて、帰国前のミラノでのトランジットでお会いして下さいました。
 いくつか紆余曲折あって、いまココモザイコで撮影をさせていただいていますが、なんとナホミンさん、そこで研修されると!! となればその間に撮影に行かねば!! という想いもストライキなどに阻まれかなわず。。
 でもイタリアでの最終夜に、いろいろとお話し聞かせていただき楽しかったです。ココモザイコはお互いに偶然行きついた先だったのに、何かの巡り合わせだったのでしょう。彼女の話を聞いているうちに自分の選択に間違いがなかった事をさらに確信しました。骨折した話しやイタリアでのいろいろ、深い話を聞いたりで、かなりよかったです。


www.mosaico.jp


 イタリアのつま先のカラブリアのレストラン。南イタリアだけに魚介類の料理ばかり。タコの前菜や海の幸の手作りパスタ。さすがに手作り南の本場の味がした。かなり美味しかったけど、それを忘れさせるほどナホミンさんの話しにも聞き入ってしまっていた。
 南の人なのか? 愛想のいい、日本人慣れしたカメリエレ。うーん、でも意外と満足。


 というわけで今回の採点は、120点!

●Polpo caldo con pomodorini freschi e patate - 12.00
●Crostini di nduja Calabrese - 7.00
●Spaghetti chitarra Calabrone - 12.00
●Coperto - 1.00


CALABRONE
Via Gaffurio, 1
Milano
02.6692.773

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2008年11月24日 (月)

Da Willy

 Papiniano という通りに出ているマーケットに出かけた。昼時だったので、先に腹ごしらえをしようと歩いて出会ったお店。イタリアでは珍しく、いかにもチェーン展開しているような感じ。外の屋根だけがついているテーブルに座った。サッカーの試合があるときはビールで観戦できるようなミニスクリーンとプロジェクターがあった。なんとなく東南アジアのレストランの雰囲気にも似た感じ。
 あまり大きな期待はせず、軽くピザでもとろうと思っていた。けれどもパスタに目のない僕はやはり気になってパスタにしてしまった。蝶々のようなパスタにエビ。きっとバールのような中途半端な味なんだろうなと、タカをくくっていたのが功を奏した。想像にたがい、かなりの美味。
 いやー、まさかまさかのめっけもんレストラン。マイナスイメージから入っただけにその落差は大。で、やっぱりここはオススメ。


 というわけで今回の採点は、110点!

●FARFALLE AL PROFUMO DI MARE
 (gamberi, pomodoro, basilico) - 7.50
●Marinara (Salsa di pomodoro, olio, aglio) - 5.50
●Acqua - 1.00
●Coperto - 1.00


Da Willy
Piazzale Antonio Cantore, 4
Milano
02.5811.8840

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2008年11月23日 (日)

al Bronzetti

 ひょっこり入ってみたレストランはガラガラだった。カメリエレのオッサンは馴染みのような客とだべっている。同じくオバちゃんもヌシのような感じで接していた。近所の食堂みたいな雰囲気ではあるが、ピッツェリアのようなレストラン。
 僕が注文したのは他にはなさそうなメニューのオリエンタル・ペンネ。カレー風味??のペンネ。可もなく不可もなくな感じ。ま、愛想は悪くなかったのでヨシとするか。


 というわけで今回の採点は、50点!

●PENNE ALL'ORIENTALE
 (Prosciutto cotto, curry, panna) - 5.00
●Focaccia - 1.50
●Acqua - 2.00
●Coperto - 2.00


al Bronzetti
Via Fratelli Bronzetti, 2
Milano
02.7490.641
Chiuso il lunedi

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2008年10月 5日 (日)

LA MANGIOTTERIA

 街を歩いていて通りを少し入ったところで人が座ってにぎわっている。バールかと思ったが、良く見てみればピッツェリア。気になったので入ってみた。
 外でも食べられるが、中に入るとやはりバールのような作り。持ち帰りピザのようだが、注文を取りにくるのでそうでもない。奥からはいいにおいもしてくるし、期待していいのかどうか。しばらくすると近所の子供たちがやってきた。なんだか昔のTBSドラマに出てくる庶民的な中華料理屋を思い起こさせる。
 僕が注文したのは、パンチェッタ (豚バラ肉) のピザ。そんなピザ聞いたことない、と思ったものの、出てきたのは薄切りの生ハムが乗ったような感じ。しかも丸い大きいピザの1/4の大きさ。生地は厚く、いわゆる安くて美味しくない生地。
 おいしいかおいしくないか、で言えば決していいとは言えず、そんなに大きくもないのに生地の厚さで腹一杯。なので今回は「満足ってしたぁ(MANGIOTTERIA)」


 というわけで今回の採点は、40点!

●PANCETTA (MEDIA) - 5.20
●Acqua - 1.00


LA MANGIOTTERIA
Via C. Poerio, 43
Milano
02.2951.8915

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2008年10月 3日 (金)

L'orologio

 水槽で飾られたレストラン。その感じだけでおいしさを醸す雰囲気。それが気になって自分の中の印象に残っていた。そんなレストラン「オロロージョ(時計)」

 シーフード好きな僕としては、水槽にひかれたのもシーフード系のレストランとの思い込みから。でも実は肉料理やピザがメインだったようで、水槽の中にいたのは金魚などの小魚。
 焼きたてのフォカッチャが出てくる。ピザ生地を焼いてオリーブオイルがちょっとかかっているだけなのに、異様なほどのうまさにバクバクいってしまった。
 そしてシーフード系をいこうと試してみるのはタオルミナのパスタ。名前からしてシーフードっぽいけれど、まったく違った。ズッキーニとナスの小さく刻んだのが散りばめられたトマトソースのパスタ。バジリコも香ばしい。そして抜群の味付けはヴォーノ。

 外から見るのとは異なり店内は意外と広く、名前の通り掛け時計が所々にあり、皿のワンポイントにも時計のイラストが。。コストは平均より少し厳しいけれど、店員の応対は愛想の良いイタリア人の中でも品の良い部類に入るだろう。明るい店内でカジュアルでありながら、ゆったりとしていられ、テレビもあるのでカルチョの日は騒がしいのだろうか?
 最初の焼きたてフォカッチャと思いもよらないパスタのおいしさに期待して、ピザを追加で注文してみた。モッツァレラが入るとヘビーなので、シンプルなピザにしたが、これもとても美味しくて満足。ミラノでの久々ヒットレストラン。ここはいいです。


 というわけで今回の採点は、110点!

●Spaghetti alla vecchia Taormina
 (Pomodoro fresco, zucchine, melanzane, ricotta e basilico) - 11.50
●Marinara (Salsa di pomodoro, olio, aglio) - 5.50
●Acqua - 1.50
●Coperto - 2.00


L'orologio
Via Bellotti, 4
Milano
02.7600.5578

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2008年5月 5日 (月)

Orto Botanico di Cascina Rosa

 ミラノ市内ランブラーテ駅の近く、ミラノ大学生物学部の実習庭園とでも言うのだろうか? 美しく手入れの行き届いた市民のための公園のようである。
 砂利道がくねくねと行き渡り、その間に刈り込まれた天然の芝生がある。踏み入れると足を取られそうな勢い。園内には人工池。栽培されている野菜には名札もつけられている。小さな子供が裸足で安全に走り回れるところで、生まれたばかりの子供連れなど、親子連れが目立った。学生が日の下で遊んだり、勉強する姿もあった。ほのぼのとしてリラックスできる、都会には数少ない空間だろう。


Orto Botanico di Cascina Rosa


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2008年5月 4日 (日)

PORTO MARINARO

 どうしてもパスタを食べたい。なんてそんな日は気軽に出かけられる近所のレストランへ。
 というわけでやってきてしまったこのお店。入り口にあるメニューは値段もなく、おおまかにしか出ていない。いい時間なのに客の気配もない店内へ入る。バールのようなカウンターが見えたのが運のツキだったかもしれない。おばちゃんが出てきて案内するかと思えば、テーブルの上のロウソクを照らす明かりを探し出す。
 オーダーを取りにくるのはサングラスをかけた無理な英語で語りかけてくるおっさん。メニューあるのに持ってこない。話したいだけのおっさんか?「肉か? 魚か?」「ナス、ズッキーニ、ボンゴレ、エビ」あるもので自分の好きなように組み合わせられる、イタリア式と言えば聞こえはいいが、慣れていないと大変。もうなんでもいい!! とにかく食わせろっ!!! 適当にエビとズッキーニのパスタを頼んだ。疲れるおっさん。客のこっちが気を使わされた。
 大抵このパターンはマズいお店。そして結構な値段。ガラガラの店内。すでに覚悟していた。期待していないというより、マイナスの期待。そのくらいの方が味が映えるはずだからだ。
 出てきたパスタは一見まとも。おばちゃんが「コショウは?」そらやっぱりもらっておいた方が無難。でもその予想をさらに覆されたのは ---- 塩もお願いしておけばよかった ----。しかもフレンチ? と言わんばかり。マックのハンバーガーくらいの量。すぐに帰って家でパスタを食べ直したのは言うまでもあるまい。


 というわけで今回の採点は、1点!

●Penne con gamberi e zucchini - 10.00ユーロ
●Acqua - 2.00ユーロ
●Coperto - 2.00ユーロ




PORTO MARINARO
Via Sirtori, 10
20129 MILANO
02.2951.5560
Chiuso sabato a mezzogiorno e domenica

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2008年4月20日 (日)

Piccola ISCHIA

 ミラノにも3店舗ある有名な本場ナポリのピザを出すピッツェリア。家の近くにあって前から行こうとしていた。
 小さいながらもお客さんで賑わって活気のある店内は、雑然としていてまるでナポリそのもの。オーナーがナポリ出身でこだわってナポリの職人に焼かせているという。
 イスキアといえばナポリ沖にある小さな島。その名の通りイスキア風のピザを注文した。大中小と大きさが三種類あり、中を注文した。だいたい一般的なピッツェリアで出てくる大きさなので、大はそうとうでかいんだろう。
 さすが本場のピザだけあって、いままでイタリアで食べたピザの中で一番うまかった。なんといっても生地がおいしくて、それだけで食べてもうまいはず。これはまた来ることになるだろう。かなりオススメ。
 余談で、僕の知っているカメリエレがいてビックリした。イタリアではよくあることだけれど、他のレストランで働いていて顔見知りだったのがここにいた。それも相まってピザならここに来るべし。


 というわけで今回の採点は、120点!

●All'ischitana - media (provola, pomodoro fresco, rucola, grana) - 8.40ユーロ
●Acqua (1/2litro) - 1.10ユーロ




Piccola ISCHIA
Via Morgagni, 7
02.204.7613
Chiuso il mercoledì

http://www.piccolaischia.it/

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2008年2月 4日 (月)

Ben tornato!! KAWA

 そのコッパイタリアのインテル戦に招待して下さったのが、女子サッカーなでしこリーグ TASAKI ペルーレコーチの河村優さん。なんやかんやとイタリアでの交流が始まって以来、つきあいが続いている仲。そんな彼がイタリアに戻ってくるという。日本サッカー協会のS級ライセンス取得のための研修をオーガナイズしているという。その研修をしに来られたのが昌子力さん。
 まったく畑違いの世界の人々とはいえ、目指すものがあるもの同士、何か通じるものはあるもの。サッカーの見方はボクの想像を超えた情報力と分析力だけれども、もっといろいろ話せたら面白かっただろう。研修を終えてきてどんな表情で戻られるか楽しみでもある。



神戸のサッカー
http://www.kobe-fa.gr.jp/
昌子 力
http://www.kobe-fa.gr.jp/column/syouji_main.html
河村 優
http://www.kobe-fa.gr.jp/column/kawamura_main.html
TASAKI ペルーレ
http://www.tasaki.co.jp/what/perule1.html

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2008年2月 3日 (日)

インテル - ユベントス

 久々のサッカー観戦。コッパイタリア準々決勝インテルvsユベントスのイタリアダービー。サッカーは全くの素人のボクとはいえ、やはりインテルに肩入れするのは当然だし、その方が面白い。
 前半いきなりレッドーカードで退場。そんな不利な状況でも前半0-0で折り返す。どうみても押されていたインテルだが、クルスが2点も決めた。これで余裕で勝てる。なんて油断したのが運のツキ。デルピエロとブームソンがゴールして、あっという間に同点、引き分け。なのに負けたかのように沈んだスタンド。ホームで引き分けは痛い。第2戦が気になるところ。
 だが後日のアウェイ戦でしっかり勝ったインテル。今期の3冠へまっしぐら。


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2007年7月 3日 (火)

campo di sogni

 ある晴れた初夏の午後。道すがら突然現れる風景。


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2007年4月12日 (木)

チェルシー

 チェルシーと言ってもサッカーのクラブチームではなく、明治のお菓子のこと。夕方、ミラノのセンピオーネ公園にて散歩をしていると、何だかいかにも「ヴァージン・スーサイズ」にも出てきそうな風景に出会った。学生らしき女の子ちゃん2人、放課後に公園でブラブラ。そして腰をおろしだべっている。しょうもない話でも盛り上がれる世代。どうみてもイタリアではなく、そこはまるで英語圏の緑が多い田舎のような感覚。それよりもっと先に思い浮かんだ風景は「あなたにもチェルシーあげたい」だった。スコットランドの自然の中で、無名の女の子を撮影してきたような感じ。んー、ここの一面だけはミラノのではない。

 ついでに明治製菓と言えば、子供の頃行っていた香取湯の番台のオバちゃんを思い出す。風呂上がりに何故か明治の牛乳を見て飲みたくなっていた。その明治イコールオバちゃん。オバちゃんの顔は「明治のホーロー看板の写真の顔である」という記憶が何故か残っている。なので大人になってからオバちゃんを見ると、オロナミンCの大村崑やボンカレーの松山容子などの当人を見ているような錯覚に陥ってしまう。もっというとボンカレーのボンはフランス語で・・

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2006年12月25日 (月)

BUON NATALE!

 街を歩いていて、ふと目にした光景が教会に吸い込まれていく人々の群れ。入り口には流れ星のイルミネーション。しばらくイスラム圏にいた僕はクリスマス気分ではないものの飛び込んでみた。
 親子連れの多い夕方。かわいい笑顔に平安の降り注ぐ世界への希望。お互いを想う気持ち。ミサの間に知らないとなり同士が握手を交わす瞬間、温度を与えあう。
 クリスマスは人に何かをプレゼントしたくなる。そんな心を忘れないようにするため神様が弱い人間にくれた最良のプレゼントの日。大切なのはそんな心。プライドは捨ててフトコロに飛び込め。そして

メリークリスマス!!

「ナターレ」

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2006年5月 8日 (月)

花畑

 遊園地が繰り広げられている一方、たくさんの花屋が出店していた。花がところどころに舞っているかと思えば、いろんな色の花びらや木片で作られた巨大な絵が通り一面に広がっていた。一部未完のものもあり「そんなもの置いとくな!」などと思っていると、なんと!! 子供が絵の上にのっかっているではないか!! 何事かと思い近くに寄ってみると、この絵、担当のお兄さんたちが指導して子供たちに作らせていたのである。もちろん下地にラインはひいてあり、それに沿って花を置いていくだけなのだが。しかし素晴らしいのは教えているお兄さんたち。かなり優しく熱心に伝えている。なんと美しい光景だろうか。近くで見ていたおっさんは感動してしまったのだ。


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メリーゴーランド

 日本のゴールデンウィークとはまったく関係のないイタリア。しかしここミラノでもゴールデンウィークが去っていくのが寂しいかのように祭りまくっていた。日曜日。サマータイムになる時差が発生した白夜ナイトのときのようにブエノスアイレス通りが遊園地と化していた。日本ほど娯楽があるわけではないけれども、そんな中でも大人も子供も楽しめるような空間が出現するのは微笑ましいことで、見て歩くだけで喜々としてくるものだ。


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2006年3月 8日 (水)

近くのレストラン

 ずっと気になっていたレストランがある。夜になるといつも必ず満員になっている。そんなにうまいんだろうか? と今日初めてうちの下のレストランに入ってみた。うちのパラッツォとは別の棟だが同じ建物である。こじんまりとした店内で決して広くはない。かまどもなくピザは出していない、海鮮関係もないパッとしないメニューに目を通して選んだもの。

Spaghetti alla d'Annunzio (acciughe, copperi, pomodoro) - 6.50ユーロ

 名前を見てここの近くの通りの名前だから、ここのメインのスパゲティだと思っていた。「ダヌンツィオ」は僕が記憶していただけであって、近くの通りではなかった。ムッソリーニにも影響を与えた作家の名前だった。
 とにもかくにも口にしてみたこのスパ。見た目にもパッとしなくて久々はずしたか? と思いきや本日も大当たり。麺が太くて固い。先日コモで食べたパスタに近い感覚。こんなどうしようもない場所で小さいながらも細々とやっていけるわけがわかった気がした。これはいける。
 一緒に出てきたパンが焼きたてでバターものっていた。これはめずらしい。




 久しぶりにうちの下のアジア食材店に行って米を買った。米は5kgで3.8ユーロ。600円くらいだろうか? 僕はそれしか買い物がないのに、僕の前にいたイタリア人のおばちゃんがいろいろと買い込んでいて、店のあちらこちらから商品を取りにいってはレジに持ってきてを繰り返していた。あまり日本じゃ見かけない光景だろうが、気長にはたから眺めながら待っていた。自国のものでない商品を見ながらあれは何だこれは何だとたずねる。しまいには予算オーバーだからと最後に持ってきた瓶に入った肌につける何かをいらないと言っていた。レジの女も苦笑いしながら僕を見る。その女も間違えてレジを打たずに袋に入れてオバチャンに渡してしまいそうになり、オバチャンが逆に突っ込んでいた。
 こういうどうしようもないオバチャンは日本でもいるのだろうけど、この場が日本ではないからだろう。別に僕に愛想をふるうわけでもないオバチャンなのに、何となく微笑ましくもあり「仕方ないなぁ」と思いつつもしばらく待っていられた。時間の価値観を変える事で見えてくる面白さ。せっかちにならずに適当に流すのもこの国で生きていくのに必要な事でもあるのだろう。
 アメリカなんかだったらこんな店も巨大なスーパー化しているんだろうけど、アパートを間借りしての個人経営。しかも外国人経営だからここもこじんまりとしている。個が浮き出てくるのがこの国のいいところ。オリジナリティであふれている。僕の肌にもピッタリと合うはずだ。

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2006年3月 7日 (火)

Maruzzella

 おいしいイタリアンを目指せとばかりに常に探し歩いている。おいしいイタリアンならイタリア人に聞くのが一番だと、先日シルビアたちに教えてもらったお店「Maruzzella」。うちからも比較的近いポルタヴェネツィアのオベルダン広場にある。シルビアが言っていたように大人気で席が埋まっていた。僕はいいタイミングで来たので待つことなく座れた。そのあとからもあれよあれよと人々は集い、入り口付近には行列ができていた。立地条件のよさもあるけれど、これは期待できる。
 僕が頼んだのはエビとズッキーニの入ったタリアテッレ。付け合わせで焼き野菜も注文した。さてスパゲティ。見た感じは「どーなんだろーこれ」と思ったものの、僕にとっては最高にうまかった。コーンスープのような味がして濃かった。薄味派にはつらいだろうが僕にはOK! オリーブオイルが来なかったので野菜はそのまま食べてみたら、これまたそのままで充分おいしかった。
 最後に計算ミスで 1ユーロ多くとられそうになったものの、ここのところ連続で当たりが続いているので、続けておいしいものを食べたい。



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2006年3月 5日 (日)

カルネバーレ 2

 コリアンドーロと呼ばれる色のついた紙吹雪を投げあったり、仮装してスプレーを吹き付けあったりしている人たちと一緒に、人の流れにのって眺めていた。地下鉄の排気口から吹き付ける風でコリアンドーロが絶え間なく舞い、まるでパレードてもやっている映画のワンシーンのようだった。大人も子供も関係なくじゃれあい楽しそうにしているのが微笑ましかった。


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カルネバーレ 1

 今年のカーニバルもこの日が最終日。ミラノの中心も大いに盛り上がる。子供たちはみな仮装して奇抜なファッションに身を包んでいた。道ゆく人同士が突然スプレーをかけあったり、服は白まみれ。汚くなったじいさんばあさんもすました顔して腕組み歩きゆく。何でもありの混沌とした宇宙。カラフルな街の中に飲み込まれていく僕。狂喜乱舞。。



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2006年2月27日 (月)

肉よ、さらば!

 この時期は世界中カーニバルで人々はサンバサンバ踊りまくっている。当然ここイタリアでもくるくる踊りまくっている人はいるわけで、オリンピックでも競技のように披露されていた。イタリアのそれは独特のものがある。カーニバルと言えばどうしても日本とは縁遠い感じが否めない。もちろん謝肉祭に通ずる宗教的な行事だから、商売にもつながらず一切関知しないのだろう。逆に言えばビジネスチャンスがうまっているとも言える。頑張れビジネスマン。


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2006年2月13日 (月)

笑顔に出会える街

 この乗り物はどうやら昨日やっていたバレンタインチョコのプロモーションのようだった。もちろん僕もチョコはもらった。僕は後ろ向きに座っていたが、真正面に順行に座っていた親子がいた。お母さんのひざに座っていた男の子は、通りに見える風景を指差したりしていてとてもかわいかった。彼よりはまだ僕の方がイタリア語がいける (?) ような気がした。
 しばらく進んでいくと、停留所にスタッフ軍団が待機しており、4,5人乗り込んできた。騒がしい軍団だったが彼らが子供たちにかける声と言えば「なんて素敵な子なんだ!! 名前は? キアラ!! かわいい名前だなぁ」と言い放つ。僕はそのプラスのエネルギーの放出の仕方がとても気に入って、勢いのあるうるささにうざったさはなく、むしろ清らかさを覚えた。
 昨日も来たポルタヴェネツィアにある本部のようなところで降り帰途に着くことにした。僕の正面にいたお母さんとちょっとした会話をして「Ciao!!」といって別れる。降りてからも発車する車に乗る親子に手を振りながら自然の笑顔で見届けられた。なんとなしに出たつまらない街の風景が、今日だけはなんとなく嬉しかった。


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知らないもの同士

 何もない街ミラノでも、ぶらぶらと散歩していると何かしらに遭遇するものである。日曜日の街の中は静か。ドゥオーモやサンシーロはにぎわっているのは当たり前。そして僕の住んでいる地区のブエノスアイレス通りはいわゆる商店街で、ここもにぎわっている。たまたまこの辺を通りすがると、いつも眺めているのとは違った乗り物に出会う。まるで遊園地に走っているような速度の遅い電車のようなバスのような乗り物である。
 すかさず乗り込んでみる。まわりは当然子供連れの親子が多かった。運転手のおじさんは運転中になにやら歩道の通行人に声をかけている。トリノオリンピック真っ盛りの今だというのに「A.C.ミランはどうしてる?」とスコアを聞いていた。真っ赤な制服を来ていたオヤジはミラニスタだったのだろうか?「4-1」と聞いて喜んでいた。その後ろに乗っている男は通行人にチョコレートを投げつけていた。


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2006年2月12日 (日)

バルーンパフォーマンス

 そのプロモーションをしているところで細長い風船で人形を作って子供にあげるパフォーマンスをしていた。どんな風にして子供とコミュニケーションをはかっているかを見ていた。子供と同じ温かい目線でじゃれあうように風船を渡す。見ているのは僕だけではなく、まわりの人たちも一緒に楽しむかのように声をかけあう。人と人とが楽しむ姿には心が和んでくる。視線の向こうにはブルーではなく、オレンジのフィルターが見えるようだった。


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足長おじさん

 ヴァレンタインが近いこともあって、スイスのチョコレートメーカーのイベントがポルタヴェネツィア (ミラノ) で行われていた。チョコレートを配っていたのでもちろんもらった。東京にいればこんなことは珍しくもないが、イタリアにいたらこんなことはかなり珍しい。地下鉄の駅の階段を出ると無料の新聞を配ってはいるけれども、こちらではティッシュすら配ることはない。一企業がプロモーションをやるというだけでも腹をくくってのことのようにも思う。街の中を歩いていてもヴァレンタインが近いだなんて感じない街並だから。


LINDT

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2006年1月30日 (月)

聖火リレー2

 しかし何はともあれ走者は誰であれ、聖火とご対面できたのは僕にとって想像していた以上に楽しかった。もうただのミーハーになっていて、まわりの少数の野次馬と一緒に走って追っかけていた。気がつくと隣りの駅まで走っていた。平和の祭典といわれるだけに心は平和で満たされた気がした。でもアルマーニとシェフチェンコまでリレーをしていたのは知らなかった。


Viaggio della Fiamma Olimpica - Torino 2006


 ところで聖火リレーも盛り上がらないイタリアという国。日本から来る人たちからも「オリンピックグッズはどうしたら手に入れられるか」と聞かれるが、そんなことはこっちが知りたいくらい。だいたい日本の人たちはマスコットすら知らないのではないだろうか? ネーベ (雪) とグリッツ (氷)。こちらでは直前になってもテレビで取り上げることすらなく、当地トリノですら盛り上がりが薄い。僕はピンバッジは買ってきたもののグッズなどはほとんど見かけなかった。日本国内が盛り上がっていても知ったことではないし、僕にとってはどうでもいいことである。きっと日本人にはウソのように思われるかもしれないが、これが現実であり逆に言えば僕が理想としているスタイルである。
 最近よく言われることではあるが、オリンピックも商業主義的になりつつある。日本からは浜ちゃんや中居君などがミラノにも来ていたようだが、日本は必要以上にマスコミが取り上げて書き立てる。メディアはオリンピックを取り上げておけば、率がとれる部数が出るアクセスがあがる。だからしなくてもいいくらいにあおりまくる。
 別になければないで困ることはないのに、人々の話題はオリンピックになってしまうからついていかざるを得なくもなる。スポーツを見たいわけではない。みんなの話のネタのオリンピックに疎くてはならないだけなのである。
 人々のおさめる税金をつぎ込んで商業主義的に走る大会にはそっぽを向いているイタリア人たちなのである。ベルルスコーニ首相も開会式には参加しない。もともと都市国家の集合体のこの国では別の都市のことなんて気にならないのであろう。オラが国オラが街という人々である。だからこそよけい街同士の対戦の象徴とでもいうべきカルチョの方が盛り上がるのであろう。新聞もテレビも 9割以上サッカーのネタである。
 商売に走らず、人々の情報に左右されず、流行など気にしない、独立独歩、自分の生き方を大切にするイタリア人は、人間らしいと思う。これが僕がイタリア好きになる理由であろう。


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聖火リレー1

 各駅の電車に揺られること 2時間。トリノからミラノに戻ってきて次に待つのは聖火リレー。サイトで確認するとうちの近くのブエノスアイレス通りを 20:01 に通過するという。それに合わせてトリノから戻ってきた。ウキウキワクワクしながら通りにたどりつくと、交通規制どころか野次馬らしき姿すら目にしない。これはどういうことなのだろうか?「中止?」なんてことも頭をよぎりながら待っているが、それらしき雰囲気がまったくない。おかしい。不安だらけの心に無数のクエスチョンマークがあふれてくる。
 リレーを待つ場所を少し変えようと歩き出すと、オリンピックのマークのあるジャンパーを着た 2人組がいた。これは来るはずだと確信を持てたのも束の間。予定の時刻を1時間たってもまだ気配がない。このクソ寒い中 1時間以上待たされるのは、相手がいくらイタリア人だからといっても厳しい。そうそう待てるもんじゃない。
 そして 21:01 をすぎて彼方から見えるのは 1台のミニバス。なんとなく来たような来ないような・・・と思っていると旗を渡してくれるではないか! リレーの応援用の旗だ。その旗を渡してくれた彼女がなんと女神のように見えたことか! あとあとにわかることだが、スポンサーのストがあったせいで予定より 1時間遅れていたという。ということはある意味その女神がリレーの進行を遅らせていたというのには何とも複雑な気分だった。


Viaggio della Fiamma Olimpica - Torino 2006

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2006年1月28日 (土)

彼らは本気!? のはず・・

 ここはミラノの中心から少し離れた Lambrate という駅のホーム。昨日降った大雪をどけていた。でもこの駅、どう考えてもそんなに利用者は多くないし、ましてや土曜日。いまだ降り続く雪の中、すかんすかんの駅構内でこの仕事をやることの意味は?? しかも5人。これはやる気のない人でも雇用を安定させるべく用意した市の策略のような気がしてならない。それでなくとも賃金が安くて物価の高いこの国。いったい人々はどうやって暮らしていっているのか? 「やる気出せーーー!!」


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ミラノの豪雪

 東京でも大雪が降ったようですが、ここミラノでも大雪に降られました。というか北イタリア全域で数年ぶりの大雪のようです。このすごさがわかりずらいのが残念ではありますが、飛行機は欠航が続出。バスやトラムもストップしたり徐行運転されるなど、交通には影響がかなり出ています。除雪車に雪をひっかけながらも公園で雪の風景を楽しみました。



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2006年1月22日 (日)

Giardini Pubblici

 映画博物館の帰りにプッブリチ公園を横切って行った。うちの近くにこんなのどかな公園があったとは・・・ 知っていました。でも意外にいろんな施設があることに驚き。ミニ列車、ポニー、ゴーカートのようなもの、静かな池、メリーゴーランド。プラネタリウムや美術館もあるらしい。心休まらないミラネーゼにも落ち着く瞬間がとれそうな空間です。
 そんな公園内で面白そうなものを発見しました。僕もやってみたくなりました。トランポリンとバンジーを合わせたような遊びです。

Giardini Pubblici


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2006年1月 8日 (日)

夜明け

 夜明けについては何度か書いた記憶がありますが、僕の中ではとても好きな時間帯であります。高校の頃、新聞配達をしていたからでしょうか? これから何かが始まるドキドキワクワク感。いままで見たことのないものに触れることのできるかもしれない可能性が秘められている、この素敵な瞬間が心を踊らせます。「夜明け前が一番明るい」というのは、そんな心の状態の例えなのでしょう。それに加えて、正月であることもあり、人気のなさがなお一層、心地よさを感じさせる。

 映像は Viale Tunisia と Viale R.Giovanna の間の BuenosAires の停留所。
 イタリアは現在冬時間なので、日照時間が非常に短く、午前8時を回る頃ようやく明るくなります。

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2006年1月 1日 (日)

トラムにて

 帰りのトラム待ちのときにも、酔っぱらっているわけでもないのに寒い中、若者たちが歌を奏でていた。そして僕が帰るトラムにも乗り込んできて、終止歌が止まなかった。そしてまわりの乗客も決してうるさいなど言うことなく、一緒にあおっていた。拍手をするおばさんから、ビデオをまわす人もいて、リクエストをして一緒に歌う若者、そして彼らもそれに乗じて乗客にリクエストを聞いて回る。
 喜、 喜、 喜。
 人生の素晴らしい瞬間を体験した気がした。


 ミラノには新旧様々なタイプのトラムが街を交差していますが、この映像のトラムは最も古いタイプのトラムです。

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カウントダウン

 今年の正月。ミラノの中心での年明けを感じてきた。もう何度もこの街で年越しを迎えているものの、街の中心で過ごす正月はこの夜が初めてだった。「とんでもない」ということをいろいろと耳にしていたけれど、僕にとってはすごく面白いものであった。人がたくさん集まり、ステージではコンサートのように歌を歌っている。ちょうどこの時期、雪が降っていたせいで足下はびちゃびちゃ。それにもかかわらず、中国人を中心に爆竹や花火が飛び交っていた。各国の年明けの様子と比較しても、これがイタリア第二の都市なのかと疑ってしまうほど小さな規模でのお祝いだった。でも人々の歓喜の叫びは他のどこよりも雄叫びが多かったことだろう。隣りのオヤジはシャンパンでアワアワ。パンパン鳴り止まない音と、若者の歓声。新しい年を迎えることの喜びがみんなの心を鼓舞していることに僕自身嬉しさや楽しさを感じていた。



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2005年2月14日 (月)

インテル勝った!!

 12日夜、ミラノサンシーロスタジアムでインテル - ローマ戦が行われ、ミハイロビッチのフリーキックからの2ゴールで2 - 0で勝利をおさめた。

 サッカーを見に来たのは去年のミラノダービー以来。あの悪夢の大逆転負けの試合だ。
 そんなにサッカー好きでもなく詳しいわけでもない僕ではあるが,カルチョの国にいたら何かしら見に来る機会はあり、一応インテリスタと名乗り、通算して何度かは来ている。ほとんどインテル戦だが、いつものごとく引き分けが多く,すっきりした試合を見たことがなかったが,フリーキック2本とはいえ、今回はいい試合が見られた。ゴールした瞬間、自然と立ち上がって歓喜の中に溶け込んでいた。日本にいたときですらヴェルディ - ジェフくらいしか見たことなかったのに、この国のサッカー熱は冷めやらない。

 今回一緒に行ったのはペルージャで少年チームのコーチをしているという方。日本人で本格的に監督のライセンスを取ろうと頑張っている人だ。まったく違う畑の人なのに僕と知り合ってしまうのも面白いものだ。もう一人、富山にJリーグを招致しようという人も来ていたが,こちらも面白い。というかとにかく本気になって夢を実現しようとしている人はエネルギーが一般人とは違っているので面白い。柳沢のことも知っていたのには驚いた。

 まあとにかくいい夜を過ごせたのは彼らのおかげでもあり,感謝している次第です。ありがとうございます。

 

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