2008年8月13日 (水)

a-o Vegio Carōggio - Genova 3

 カラッと晴れ上がったいつものジェノバの空。その清々しい太陽の光すら垂れ込んでくることのない細い裏路地を歩きながら、美味しいレストランを探していた。手作りパスタを販売しているお店で、バールのようでいて、しかし自家製のパスタを出しているだけにきっと美味しいはず、と信じて入ってみた。
 実際に着いたテーブルは表通りのオープンな場所。港町だけに海の幸でいこうとしたがなかったので、ならばとジェノベーゼにすることにした。ジェノベーゼはシンプルながら味付けがなかなかどうしてうまいもんです。このトレネッテというパスタはリグーリア名物のようで、完璧な土地のパスタを食したことになります。ジェノバまみれのこのお店で食べるパスタはとにかくうまい!!


 というわけで今回の採点は、90点!

●Trenette fresche al pesto con patate e fagiolini - €9.50
●Acqua - €2.50
●Coperto - €1.00



a-o Vegio Carōggio
Via San Lorenzo, 41/r
16123 Genova centro storico
010.2541.390(tel&fax)

Giorno di chiusura: Lunedì

| | コメント (0)

2007年9月17日 (月)

AMADEUS - Genova 2

 フェッラゴーストだったこの日に開いているレストランはあるのか?
 ジェノバで食事といえば、いままでハズレばかりだった。あまり期待はしていなかったが、帰りの電車に間に合う早い時間に開いているピッツェリアを見つけた。やけに珍しいと思ったら、店員は東洋人。中華系のピッツェリアなら精力的なことだろう。
 入ったときはすいていたものの、他に開いている店がないので次第に客足が増えてくる。外国人のグループから、個人までいろいろと入ってきた。
 ピザもフォカッチャも種類がめじろ押しではあったが、僕はとにかくジェノベーゼのピザを食べることにした。ピザは大きすぎず小さすぎず。味は悪くもなくとびきりうまいわけでもなく。この時期のこの時間に中国人の作るものなら満足である。
 水にしてもコペルトにしても1.05ユーロだったのが不思議だった。よく考えてみればリラの名残りで単純に2000リラを換算しているのだろう。会計で適当に10ユーロ出したが、5セントをとられることはなく、釣りをもらうこともなかった。


 というわけで今回の採点は、70点!

●AMADEUS (stracchino, mozzarella, panna, pesto, prosciutto) - 7.00ユーロ
●Vino alla spina (1/4litro) - 2.00ユーロ
●Coperto - 1.05ユーロ(=2000リラ)



AMADEUS
Piazza della Nunziata, 40/r - 16124 Genova
010.247.1039

| | コメント (0)

2007年9月16日 (日)

雑魚をカモメに - Boccadasse 8

 漁から戻ってきた船を引き上げる手伝いをするオッサンがいつもいる。漁師の一連の仕事が終わって静かになってから、船に取り残された売れない魚の残骸をつまんで、海岸沿いから空に放り投げていた。ピヨピヨピヨピヨ、カモメが群がっているのを楽しんでいるようにも見えた。


| | コメント (0)

2007年9月14日 (金)

魚の即売 - Boccadasse 7

 穫りたての魚。群がる海水浴客。そんな中で普通に魚を販売する漁師。手秤でそれぞれにわけていく。興味本位な人から魚目当ての人、僕みたいに漁師と話したい人。この瞬間は一番人が集まるときだ。


| | コメント (0)

2007年9月13日 (木)

タイミング - Boccadasse 6

 いつもの時間通りに沖から戻ってきた。スタイルを変えることなく貫いてくれているのは、僕にとっても好都合。向こうの動きが見えるから、自分のリズムで彼らにあわせていくことができる。


| | コメント (0)

2006年4月24日 (月)

本能のままに - Boccadasse 5

 帰りのバスに乗ろうと停留所へ行くと、ちょうど発車してしまったところだった。15分くらいは来ないはずなので海に戻り人間模様を見て回ろうとした。すると犬が立ち上がり飼い主のばあさんの持つアイスに飛びついていた。発車したバスと同じでこの瞬間を映像におさめることはできなかった。本能のままの姿が愛らしい。撮影している僕に興味を持ったばあさんに写真をくれとせがまれた。


| | コメント (4)

マトリモニオ - Boccadasse 4

 ジェノバのあるリグーリア海を沿っていくと,ネルヴィ、カモリ、ポルトフィーノ、チンクエ・テッレ、ラ・スペッツィア、といったそれぞれに味わいのある街がある。僕はここの海が好きでどの街も巡ってみた。去年カモリに行ったとき教会で結婚式をしていた。そのあとボッカダッセに行ったが、そこでもセレモニーがあり,子供たちが口笛でピーピー盛り上げていた。
 今日来たボッカダッセでもそういう光景が見られたので撮ってみた。身内でささやかに祝福する幸せが、見ていてこっちもいい気分になってくる。お互いが笑顔になれるときだからだろう。


| | コメント (2)

ラッシュ - Boccadasse 3

 ジェノバに着くといつになく活気があった。ミラノと違って海が近いこともあって日曜だと人出が多くなるのか? なんて思っているとボッカダッセに行く途中フィエラ (見本市) が開催されていた。海岸に人間の海もあり、バスが通勤時のような状態になっていたのは初めてだった。
 慣れない混雑のためにイタリア人たちの罵声も飛び交う車内をようやく抜け出して来た漁村ボッカダッセ。1月に来た時の閑散とした様子はなく,それこそ湘南の海のように行楽客でいっぱいだった。イタリアはすでに春を通り越して夏の陽気。海岸には日焼けに来ている人がほとんど。もちろん水着姿の人々がたくさんいる。
 ここに着いたのは夕方4時。サマータイムだからまだ昼間のようだが,こんな時間になっても活気がある。僕はまだ平気だろうと思っていたら,すでに漁師は漁から戻って来ていて,岸で魚を販売していた。逆に言えば漁に行っていた彼らを待つこともなくタイミングが良かった。


http://www.fiera.ge.it/euroflora2006/

| | コメント (4)

2006年1月29日 (日)

味は度外視しろイタリアン!! - Genova 1

 先日イタリア人の友達と夕食を共にする機会があった。日本人の友達などと食事をするときは、ちょっとこじゃれたイタリアンか日本食に行くが、イタリア人と食事するときはいつも相手任せにする。一般庶民的イタリア人にとって外食というのは値段が高いので、そんなにいいところには行かない。だからよけいにどんなところに連れて行ってもらえるのかが楽しみなもんだ。決して味は悪くなくそれでいていい雰囲気のカジュアルなところに行くのがいつものお決まりだ。
 今回はたくさんのイタリア人が来ていた。日本人の人もぽつりぽつりといたけれど、僕はイタリア人に連れてこられたので、その彼女にエスコートされる。イタリア人は一体どんな注文をするのだろう? 興味津々だが、案外あっさりとピザを頼んでいた。しかも出てきたのは普通の丸いピザではなく 1/4切りのサイズで、生地も厚い。この厚いタイプの生地のピザはセルフサービスによくあるもので、おいしいものはない。僕は海の幸のピザにして興味津々に食べる。ここのピザは意外といけた。
 ドリンクはみんな水を頼んでいて、ワインを飲むのは僕くらいだった。ケチというのか? 節約というのか? 倹約するイタリア人を垣間見た。日本人であればイタリアンに来て、その味に舌鼓を打ちながら、このパスタはダシがどうのこうのだとか、料理の話に話を咲かせようとするだろう。イタリア人はそんな話はしない。料理は食えればいい。そんな感覚なのか? とにかく料理など関係のない自分の話をする。そんな場を目の当たりにすると、料理の話をするなんて、ある程度のステータスのある人間の特権で、余裕のある人たちのする話かのようにも思えた。
 僕が映画を撮っているなんて話で紹介されると、みな日本好きなイタリア人であるからして、映画も日本に関係した話をはじめる。ありがちな北野武作品の話をはじめる。そんなの僕にとってはどーでもいい話なのだが、イタリア人が彼の作品をどういう視点で見ているかということではよかったかもしれない。
 話好きの民族にはおいしいはずのイタリアンもどうでもよく思うのか? それとも安メシで味の話は避けていたのか?

 今回はジェノバに訪れて帰りの電車の出発前にひもじい思いでたどりついたレストランをご紹介します。その名は「DA GUGLIE」この名前覚えておいて下さい。ジェノバブリニョーレ駅から徒歩3分。間違っても迷い込まないようにお願いします。
 「トラットリア」という名前にひかれ、空腹には耐えられなかった気持ちとセルフービス以下の値段の安さに心奪われて入ってしまったのが悲劇の始まり。中に入ると持ち帰り待ちのテーブルがあり、その少し奥のピザのかまどの裏に厨房があり、その奥にテーブルがあった。そう、とんでもない店舗構造をしていたのだ。厨房が丸見え。愛想が悪くやる気のない店員。音のない空間。このいけない雰囲気に嫌な予感はしていたので、とりあえずトマトソースのパスタと、ジェノバ風ミネストローネだけ注文した。予感は的中。写真をごらんの通り。

「まずい」

 パスタなんかは何日置いていたのかわからんくらい、一口目に酸味と臭みを感じた。いったい何と何を合成すればこんなに発酵するのだろうか? ミネストローネには塩と胡椒をワッサワッサとかけまくり。それでも食い尽くしたのはただ空腹に負けていただけ。床にはゴミが散らばり、フルーツポンチの入っているボールの壁にはフルーツがくっついていて、ティラミスは食いかけのようなものが置きっぱなしのようになっていた。どうプラスに見てもみすぼらしい。閑散としている。ここまでまずいレストランを見つけただなんて逆にとらえればラッキー? なのかもしれないと自分をなぐさめてみたり・・
 なんとそんなところに 2人のイタリアンカップルが入ってきた。これはもしや??? 前述の味を気にしない、話をするためのイタリア人なのか? でも彼らの結末など見るまでもなくさっさと退散してしまったのは当然の成り行きである。




 この日の帰りはインテルレジオナーレという各駅停車でミラノに行くつもりだった。が、雪のせいなのか何が原因かはよくわからなかったが、突然電車が出発しない、と他の乗客が言って回っていた。乗客案内所にみんなおしかけると、次のミラノ行きインテルシティ (急行かな?) に振り替え乗車しろという。料金は異なるのでみんな一斉に「支払いは?」と聞くと「無料」だという。一斉にホームに戻って行く中、「わかったか?」と心配して声をかけてくるイタリア人もいたので、確認のため聞いてみると「カレラニキイテキナサイ」と案内所に戻るように英語で促された。「だったら最初から声かけてくんなよ!!!」 このオヤジにはかかわらねぇぞ。
 みんな不安になりながら電車を待つ。要領を得ていないホームに立ち尽くしている車掌が客から罵声を浴びせられていたりもした。そしてもともとの各駅の電車がなぜか出発して行き、一部の客がインテルシティ待ちをしている。「うーん、ホントにミラノに行くのだろうか?」とずっと不安になりながら乗っていた。いつもと違う窓の外の景色に見え、ミラノとは別方向に向かっているのでは? 検札が来たときにどうやって説明すべきか? 不安はつきなかったが、僕みたいな客が多かったせいか、検札は来ないままミラノへと無事たどりついた。

| | コメント (2)

2006年1月28日 (土)

過酷な気候には・・ - Boccadasse 2

 以前この漁村に訪れたときに漁師に聞いたら、漁を休むのは VIETATO (禁止) だと言われた。それだけ彼らの生活と密着に結びついているのだろうと思っていた。しかしさすがにこの寒空に雪の残るボートには、漁をする気配すらなかった。彼らも人であった。
 ここはジェノバの中心からバスで約10分のところにあるボッカダッセという村である。非常に小さなところだけれど、海水浴客や観光客でいっぱいになる。子供が犬と戯れていたり、若者が遊びにきていたり、いろんな光景を目の当たりにできる、とても人間らしさを感じるところである。

| | コメント (0)

人のいない漁村 - Boccadasse 1

 寒いミラノを離れて暖かいであろうジェノバを訪れた。電車に乗り、トンネルを越えるとそこには銀世界が広がっていた・・・。いつも休むことなく漁を続ける漁師ですら、この日ばかりは姿を見せなかった。


| | コメント (0)

その他のカテゴリー

BERGAMO/ベルガモ | BOLOGNA/ボローニャ | COMO/コモ | CREMA/クレーマ | CREMONA/クレモナ | CRESPI D'ADDA/クレスピ・ダッダ | FIRENZE/フィレンツェ | GARDA/ガルダ | GENOVA/ジェノバ | LECCO/レッコ | MANTOVA/マントバ | MILANO/ミラノ | MODENA/モデナ | MONZA/モンツァ | MORTARA/モルターラ | OROPA/オローパ | PARMA/パルマ | PAVIA/パヴィア | RAVENNA/ラヴェンナ | RIMINI/リミニ | SIENA/シエナ | STRESA/ストレーザ | TORINO/トリノ | TREVIGLIO/トレヴィリオ | VENEZIA/ヴェネツィア | VERONA/ヴェローナ | VIGEVANO/ヴィジェーバノ | VOGHERA/ヴォゲーラ | CHIACCHIERE/井戸端 | w/ee/Bulgaria | w/ee/Croacia | w/ee/Polonia/Brzezinka | w/ee/Polonia/Kraków | w/ee/Polonia/Oświęcim | w/ee/Romania | w/ee/Slovakia | w/ee/Slovenia | w/ee/Turchia/BOGAZKALE | w/ee/Turchia/ISTANBUL | w/ee/Turchia/KAPPADOKIA | w/ee/Turchia/KONYA | w/ee/Turchia/SAFURANBOLU | w/ne/Svezia/Stoccolma | w/we/Belgio/Antwerp | w/we/Belgio/Brugge | w/we/Belgio/Brussels | w/we/Francia/Colmar | w/we/Francia/Honfleur | w/we/Francia/Mont Saint-Michel | w/we/Francia/Paris | w/we/Francia/Reims | w/we/Francia/Strasbourg | w/we/Germania/Düsseldorf | w/we/Olanda/Amsterdam | w/we/Olanda/Rotterdam | w/we/San Marino | アウシュビッツ強制収容所 | アート | シネマエクスプレス | レストラン | 撮影・インタビュー | 旅・表現 | 映画プロデュース | 映画作品 | 職人