Bangladesh - Como 7
湖のほとりに静かにたたずんでいると、外人の団体がたくさんやってきた。ゆっくりとした感じも打ち消されて、ワイワイガヤガヤしてくる。
水うち際で裸足になっている人々を、ボーっとしながら眺めていた。ハッとした瞬間、それが日本語であることに気がつく。
「え゛っ?」
その声のするほうを不思議そうに視線を向けていると、不自然に早口な女性が声をかけてくる。
「池袋知ってるよ~、弁当屋にいた~、赤坂にもいた」
なんとブレーシャから遊びに来ているバングラデシュ人の団体の夫婦が日本で働いていたという。わざと日本語で話していたようで、それに気づいた僕に声をかけてきたようだった。
またそのしゃべりがフォーマルでなくてオバちゃんのような喋りで面白かった。僕にわかるように「あんたダメよ~」とダンナをしかるオバちゃん。和やかな感じでちょっと安らいだ。














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