温かい感覚の構築 - Bergamo 2
僕の最近の傾向。午前中はそうでもないが午後にもなると時計を見なくなる。腹時計ではないが、自分の感覚で大体何時だろうというのを感じる。いまのこの時代であれば時間を感じるにはいろんな要素でわかる。おなかのスキ具合はもちろん、外の明るさ、人通り、自分がしていることの進み具合等々。
日本にいた頃に見た映画で、全編ブルー基調の映画があった。サスペンス仕立てだったものの、なんだか落ち着く仕上げだった。この日のベルガモもけっしていい天候とはいえなかったが、何度写真を撮っても色身が青になっていた。人の話す言葉も音楽のようで、理解するよりすっと心の中に響いてくるような感覚。
人々の言葉は優しい言葉。坂ではあるものの、こう配がきつくはない。天候はよくないものの、雨にはならない憂鬱感が心を駆り立てている。いろんな要素が心地よく響いてくるからこそ、ここにいることの意味がポジティブにとらえられるのだろう。
映画も似たようなところがある。人に心地よさを感じてもらいたいのであれば、細かい心地よさの感覚をストーリーの中に並べていけばいいのである。例えばその一つがこの「ベルガモという街」であれば、と思ったこともある。







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