2009年8月18日 (火)

Riccardo Bergonzi - Cremona 32

 閑散とした街で昼下がりの午後、開いている工房も限られ、やっと開いていたのがここ、リッカルド・ベルゴンツィ。

 どちらかというと製作者というよりアーティスト。ヴァイオリンのネックの造形物や、ヴァイオリン自体の切り抜きの作品など、いろいろと手作りのものが置いてあった。工房に入ると本人が「どれが見たい」と無造作にヴァイオリンをポンと渡してくれた。いいのか?
 工房の空気は静かで流れている空気がまた、微妙に心地よく響いてくる。

 東洋系のお弟子さんがいた。マルコの工房とはまた少し違う感じの中で、一人静かにヴァイオリンと向き合っていた。




Riccardo Bergonzi
Corso Garibaldi, 45
26100 - CREMONA
0372.28445

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2009年4月 6日 (月)

バアさん - Verona 19

 人々の喧騒から一歩路地に入っただけで静けさに包まれる街。その先を少し歩いただけで祭りが嘘のように落ち着いたたたずまい。そこでひっそりと働く男が一人。
 彼の工房に客人が来る場面には何度か出くわしたものの、さすがの老人の様々な要求にタジタジの職人。それでも根気よく話をしていたのには頭の下がる思い。バアさんが帰ってから笑っていた彼の顔からもやれやれというのが伝わって来た。手強いイタリア人。


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2008年12月21日 (日)

新たな出発 - Cremona 27

 ここ最近も何度か訪れてはいたクレモナ。しかしマルコの新しい工房に向かうのは初めて。手作り感の漂う前の工房をとても気に入っていたので、どんなものか興味津々だった。
 新しいところは開けた作りで、表から工房の中の様子がうかがえるようになっている。そして大切なのは光の構成。これは前の工房と変わることはなく、いいあんばいとなっていた。僕の作品への影響は大きくはないだろう。
 さてこの日マルコからせがまれた僕の撮ったある写真。あまりにもいい出来だったのが彼にも評価されたようで、彼のホームページで使わせて欲しいとの事。というわけでマルコのページで僕の撮った写真が見られます。どの写真か探し当てて下さい。


Marco Nolli liutaio in Cremona - Violinmakes in Cremona

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2008年11月25日 (火)

ナホミン CALABRONE

 GLI ARTIGIANI
 ライフワークともいうべき僕のプロジェクト。職人さんたちのドキュメンタリーですが、ラヴェンナでモザイク職人さんを取り上げるのに相談したところ、快く応じて下さった素敵なドリーマー、オカダナホミンさん。彼女なくして僕のラヴェンナでの動きはなかったのですが、その彼女がイタリアに来られて、帰国前のミラノでのトランジットでお会いして下さいました。
 いくつか紆余曲折あって、いまココモザイコで撮影をさせていただいていますが、なんとナホミンさん、そこで研修されると!! となればその間に撮影に行かねば!! という想いもストライキなどに阻まれかなわず。。
 でもイタリアでの最終夜に、いろいろとお話し聞かせていただき楽しかったです。ココモザイコはお互いに偶然行きついた先だったのに、何かの巡り合わせだったのでしょう。彼女の話を聞いているうちに自分の選択に間違いがなかった事をさらに確信しました。骨折した話しやイタリアでのいろいろ、深い話を聞いたりで、かなりよかったです。


www.mosaico.jp


 イタリアのつま先のカラブリアのレストラン。南イタリアだけに魚介類の料理ばかり。タコの前菜や海の幸の手作りパスタ。さすがに手作り南の本場の味がした。かなり美味しかったけど、それを忘れさせるほどナホミンさんの話しにも聞き入ってしまっていた。
 南の人なのか? 愛想のいい、日本人慣れしたカメリエレ。うーん、でも意外と満足。


 というわけで今回の採点は、120点!

●Polpo caldo con pomodorini freschi e patate - 12.00
●Crostini di nduja Calabrese - 7.00
●Spaghetti chitarra Calabrone - 12.00
●Coperto - 1.00


CALABRONE
Via Gaffurio, 1
Milano
02.6692.773

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2008年8月15日 (金)

流れに任せて - Ravenna 23

 いつも訪れているモザイクの工房は、若いイタリア人2人が切り盛りしているが、もう一人日本人の女性が活動している。平井能子さんだ。行く度に会うこともあるので僕も顔見知りだが、今回は彼女をメインに撮ってみた。どんな想いを持って長期でモザイクをやっているのか。純粋に聞いてみたいと前から感じていた。

GLI ARTIGIANI -video podcasting-

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2008年5月15日 (木)

マエストロ 石井高 - Cremona 26

 某雑誌の取材でクレモナ在住バイオリン職人の石井高さんの工房を訪れた。「GLI ARTIGIANI」の企画を立ち上げた頃、少しでも企画の行き先を透明にしようと石井さんの工房を訪れたことがあった。そのときはバカンスシーズンだったため、お会いすることはできなかったが、今回はカメラマンということで訪れ、お話を聞くことができた。
 石井さんは職人としては重鎮。とはいうものの極めて話がしやすく、当たりの柔らかい感じ。おそらく最初に訪れたときでも優しく話をしてくれていただろう。そんな雰囲気を察した。ちょっとした昔の小話、軽妙なトーク、重みを感じさせないようなものが逆に、年月を重ねたが故の優しさのような気にもさせられる。
 カメラの話をすると楽しそうにライカを持ち出したり、機械好きの少年が見え隠れする。人の生のいろいろを少し垣間みれたのは、よいときを過ごせた証拠。どんな記事に出来上がってくるか。それは乞うご期待。



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2007年12月31日 (月)

得られたもの - Cremona 24

 と、まあいろんな人の訪問あり、挨拶入れに行ったり、いろいろあってまともな撮影をしていなかった。工房に戻っていつものマルコの目を見ることはできたものの、30分もいなかったような気もする。とはいえやはりクリスマス前の特別なときに、仕事以外の一面を見られたのは収穫だった。
 マルコから「クリスマスはどうするんだ」と聞かれていた。「僕は一人だよ」と答えると「なんでだ。友達と会わないのか? テツ (弟子の鈴木さん) は?」「一人だよ」と、イタリア人らしくしきりに心配していた。
 そんなやり取りがあったせいか、僕の帰り際にマルコ夫妻からの思わぬクリスマスプレゼントがあった。何も期待していなかっただけに、突然のことにちょっぴり嬉しさがこみ上げてきた。


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2007年12月30日 (日)

おつかい - Cremona 23

 そのままマルコ夫妻もどこかの知り合いの家に向かった。クリスマスプレゼントと挨拶だろう。彼らにとっては日本の年末年始の挨拶みたいなもんだから、どこも忙しいはず。マリアンはどこかに立ち寄るのか、途中でわかれた。
 変な男が路上で声をかけてくる。僕の持っているカメラを見て、カメラが云々言っている。何が言いたいのかわからなかったが、あまり間にも受けていなかった。するとマルコが横からそいつを静止した。「危ないから相手にするな」年末はイタリアも変なのが増えるんだろうか?
 工房への帰り道、パン屋に寄るマエストロ。普段はなかなかこんな姿見ないから新鮮だった。


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2007年12月29日 (土)

マットのおごり - Cremona 22

 前に彼と会ったときもバールに行った。そしてこの日もみんなプロセッコを飲んだ。僕がカメラを持ち歩いていたせいか、周りの反応が敏感で、特にプロセッコをサーブしてくれたオッサンの気味の悪いくらいの笑顔が印象的だった。
 立ち飲みでそんなに長い時間いたわけではないが、それでも話は続いていた。気づけば外はもう夜。マットは近くのCDショップまで率いて買い物を始める。そこで話は尽きたのかここで解散。


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2007年12月28日 (金)

明るいうちから - Cremona 21

 やっぱり話は尽きることなく、みんなで外にくり出した。行き先はマットの行くところについて行くだけ。もうすぐ日の暮れる夕方。そんなこと少しも頭にないんだろう。


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