イタリアンスマイルズ

  •  こちらのブログはイタリア在住の映像作家池田剛の撮影する映像とエッセイを掲載しているものです。製作中の映画「GLI ARTIGIANI」の映像を始め、イタリア各地の心温まる映像ビデオポッドキャスティングという形でお届けしています。

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2008年10月25日 (土)

今月の映画!! (10月)

(10/25)公開の見たい映画

ロック誕生 The Movement 70'S

http://www.rock-tanjo.jp/


 60年代後半に一世を風靡したグループサウンズと入れ替わるように、70年代に入ると日本の音楽シーンには欧米の新しいロックの潮流に呼応しつつ、日本オリジナルのロックを模索するバンドが多数出現、やがてそれは“ニュー・ロック”と呼ばれ、大きなムーブメントへと発展した。本作は、フラワー・トラヴェリン・バンドやはっぴいえんどなど“ニュー・ロック”を代表するバンドの当時の貴重なライブ映像をふんだんに盛り込みつつ、内田裕也はじめ当事者たちのインタビューで日本のロック創成期を振り返る音楽ドキュメンタリー。
 2008年10月25日(土) より、シアターN渋谷にてレイトショー

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2008年10月 5日 (日)

LA MANGIOTTERIA

 街を歩いていて通りを少し入ったところで人が座ってにぎわっている。バールかと思ったが、良く見てみればピッツェリア。気になったので入ってみた。
 外でも食べられるが、中に入るとやはりバールのような作り。持ち帰りピザのようだが、注文を取りにくるのでそうでもない。奥からはいいにおいもしてくるし、期待していいのかどうか。しばらくすると近所の子供たちがやってきた。なんだか昔のTBSドラマに出てくる庶民的な中華料理屋を思い起こさせる。
 僕が注文したのは、パンチェッタ (豚バラ肉) のピザ。そんなピザ聞いたことない、と思ったものの、出てきたのは薄切りの生ハムが乗ったような感じ。しかも丸い大きいピザの1/4の大きさ。生地は厚く、いわゆる安くて美味しくない生地。
 おいしいかおいしくないか、で言えば決していいとは言えず、そんなに大きくもないのに生地の厚さで腹一杯。なので今回は「満足ってしたぁ(MANGIOTTERIA)」


 というわけで今回の採点は、40点!

●PANCETTA (MEDIA) - 5.20
●Acqua - 1.00


LA MANGIOTTERIA
Via C. Poerio, 43
Milano
02.2951.8915

2008年10月 3日 (金)

L'orologio

 水槽で飾られたレストラン。その感じだけでおいしさを醸す雰囲気。それが気になって自分の中の印象に残っていた。そんなレストラン「オロロージョ(時計)」

 シーフード好きな僕としては、水槽にひかれたのもシーフード系のレストランとの思い込みから。でも実は肉料理やピザがメインだったようで、水槽の中にいたのは金魚などの小魚。
 焼きたてのフォカッチャが出てくる。ピザ生地を焼いてオリーブオイルがちょっとかかっているだけなのに、異様なほどのうまさにバクバクいってしまった。
 そしてシーフード系をいこうと試してみるのはタオルミナのパスタ。名前からしてシーフードっぽいけれど、まったく違った。ズッキーニとナスの小さく刻んだのが散りばめられたトマトソースのパスタ。バジリコも香ばしい。そして抜群の味付けはヴォーノ。

 外から見るのとは異なり店内は意外と広く、名前の通り掛け時計が所々にあり、皿のワンポイントにも時計のイラストが。。コストは平均より少し厳しいけれど、店員の応対は愛想の良いイタリア人の中でも品の良い部類に入るだろう。明るい店内でカジュアルでありながら、ゆったりとしていられ、テレビもあるのでカルチョの日は騒がしいのだろうか?
 最初の焼きたてフォカッチャと思いもよらないパスタのおいしさに期待して、ピザを追加で注文してみた。モッツァレラが入るとヘビーなので、シンプルなピザにしたが、これもとても美味しくて満足。ミラノでの久々ヒットレストラン。ここはいいです。


 というわけで今回の採点は、110点!

●Spaghetti alla vecchia Taormina
 (Pomodoro fresco, zucchine, melanzane, ricotta e basilico) - 11.50
●Marinara (Salsa di pomodoro, olio, aglio) - 5.50
●Acqua - 1.50
●Coperto - 2.00


L'orologio
Via Bellotti, 4
Milano
02.7600.5578

2008年10月 2日 (木)

空港までの道のり - Kraków 20

 クラクフ中央駅 Kraków Główny から空港までのわずかな時間、今回の旅を振り返ってみた。肉体的にはかなり厳しい行程をこなしたものの、内面的にはいままで温めてきた場所であっただけに、いろいろと考えさせられるものであった。
 それは自分の生き方というアングルからもあるけれど、人を見る目という意味で最も変えさせられる部分があったかもしれない。自分のそのときにいる立場からだけではなく、歴史を実際に見ることで、人々の感じたことを知る。そんなバックグラウンドを持った上で生き抜いている民族がいるということを容認すること。

 それはいい方向にも良くない方向にもいく。それはやはり人それぞれの思想で別れていく。と同時に時代や環境にももちろん左右される。そして歴史は繰り返されるという。その瞬間に人に対してしていることは、時空を飛び越えて自分に対してしていることにも通じる。それがわかれば人の態度はもっと違ってくるはず。
 イスラエルから離れてヨーロッパに出てきたという女の子に出会ったことがある。彼女は時代背景など感じさせる事はまったくなかったけれど、それもあえてそうしているのかもしれない。

 いまのこの自分がリアルに生きている時代。そこで何が起こっているのか。それを知ること。そしてそれに対して自分がどう想い感じているのか。それを出していくためにも、僕はまだまだ旅を続けるだろう。
 過去に起こったことがどうであれ、空港までの車窓から見えた風景は素晴らしく映えるものであって、そこに芸術的な対比などはいらない。ここにあるものがどこにでもはびこっているリアルな世界であればと祈っている。


John Paul II International Airport Kraków-Balice

2008年10月 1日 (水)

旧市街 - Kraków 19

 ゲットー巡りを終えて、中心街へと戻ってきた。予定していた行程もほぼすべてこなすことができ、内容もそれなりに充実していた。平和に見える街は人で溢れ返り、過去の面影や静かなゲットーを想起させるものには出会うことはない。通りの民族衣装を着けた老人に子供が話しかけにいく。表面的なようでも、それが世の中の姿として歯車がかみ合っているいい象徴でもあるのだろう。


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