崇高な理想を掲げて邁進してきたのが本当にイタリア人だったのか。そんな疑問を持ちながらずっと歩いてきた村。ここで謳っていることのカッコよさと、日常出会う現実のイタリア人とのギャップが激しくも感じていた。しかしこの村にいたイタリア人は、短時間ゆえ表面的だけとはいえ、いい意味でイタリア人らしさが見えた気がした。
サッカーで遊ぶ少年たち。顔を見れば笑顔を返す住人たち。通りを父親と歩いていた少し離れた家の女の子に声をかける姉妹。あたりまえの光景が広がっていたのは、時代を経ても変わることのない青い空と同じだった。



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