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2008年2月23日 (土)

今月の映画!! (2月)

(2/23)公開の見たい映画

トゥヤーの結婚

http://tuya-marriage.jp/


 内モンゴルの荒野を舞台に、過酷な生活の中、愛する家族のためにたくましく生きる美しきヒロインを描いた2007年ベルリン国際映画祭金熊賞グランプリ受賞作。障害を持つ元夫も一緒に暮らすという条件で再婚を決意したヒロインの凛とした姿を、ユーモアを織り交ぜ温かな眼差しで綴る。主演は中国映画界期待の新星ユー・ナン。監督はこれが3作目のワン・チュアンアン。
 中国、内モンゴル北西部に広がる荒れ果てた草原に暮らす美しい人妻トゥヤー。ある日、夫バータルはダイナマイトの事故に遭い下半身不随に。幼い2人の子供を抱え、一家4人の生活をトゥヤーひとりで支えなければならなくなる。過酷な労働はトゥヤーの身体を蝕み、見かねたバータルは自分と離婚して新たな夫を見つけるようトゥヤーを説得する。しかし、トゥヤーは苦渋の末離婚には同意したものの、再婚に際して、障害を負ったバータルも一緒に受け入れてくれる人という条件を付けるのだった…。
 2008年2月23日(土) より、Bunkamura ル・シネマにてロードショー全国順次公開

(2/16)公開の見たい映画

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

http://annie.gyao.jp/


 暗殺数時間前のジョンとヨーコのポートレイトやデミ・ムーアの妊婦ヌードなど有名人を被写体にセンセーショナルな作品を数多く手掛けてきた世界的女流写真家アニー・リーボヴィッツの人生を辿るドキュメンタリー。監督は彼女の実の妹バーバラ・リーボヴィッツ。
 2008年2月16日(土) より、シネマGAGA!、シネカノン有楽町2丁目ほか全国順次ロードショー


ファーストフード・ネイション

http://www.fastfoodnation.net/


 エリック・シュローサーのベストセラー・ノンフィクション『ファストフードが世界を食いつくす』を基に、“安くてお手軽な食事”を支えているファストフード業界の舞台裏の仕組みをドラマ仕立てで描いた社会派群像劇。牛肉パテの大腸菌混入事件を端緒に、食の安全性に留まらず、格差社会、不法就労、環境破壊といった現代社会が抱える様々な問題を浮き彫りにしていく。監督は「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・サンセット」のリチャード・リンクレイター。
 売り上げ好調のバーガー・チェーン“ミッキーズ”のマーケティング部長ドンは、社長からある内部調査を命じられる。それは、同社のパテから多量の糞便性大腸菌が検出されたため、事実が公になる前に原因を突き止めろ、というもの。さっそくコロラドの工場へと向かうドン。一方、コロラド州コーディでは、メキシコから密入国してきた不法就労者たちがブローカーから悪条件の違法労働を斡旋され、ミッキーズ契約の精肉工場へと送られる。そんな中、ミッキーズのコーディ店でバイトする真面目な女子学生アンバーは、大学の環境保護グループのメンバーと知合い、彼らの活動に関わるようになるが…。
 2008年2月16日(土) より、ユーロスペースにてレイトショーほか全国順次公開


ボーフォート -レバノンからの撤退-


 2007年のベルリン国際映画祭で最優秀監督賞に輝いたイスラエル製の戦争ドラマ。レバノンとの長期にわたる戦争の終結目前、レバノン南部に築かれた前哨基地ボーフォートでヒズボラの砲撃を堪え忍びながら撤退の時を待つ若いイスラエル兵士たちの姿を描く。
 2008年2月16日(土) より、ロードショー


(2/9)公開の見たい映画

スエリーの青空

http://suely-aozora.com/


 ブラジルの田舎町を舞台に、赤ん坊を抱えた若い母親が新たな一歩を踏み出すまでの人間模様を綴った人生ドラマ。監督はウォルター・サレス監督の「ビハインド・ザ・サン」で脚本を手掛けたカリン・アイヌー。これが長編監督2作目。ブラジル北東部の田舎町。ここにやって来た一台のバスから降りてきたのは赤ん坊を抱いた21歳のエルミーラ。2年前、家出同然にこの町からサンパウロへと出て行った彼女。祖母の家で暮らしながら、後から来るという恋人を待ち続けるが、ほどなく彼にその気がないことを悟る。次第に田舎での暮らしに再び息苦しさを感じ始めたエルミーラだったが…。
 2008年2月9日(土) より、シアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開


かつて、ノルマンディーで

http://www.nicolas-movie.jp/normandie/


「ぼくの好きな先生」のニコラ・フィリベール監督が、彼が30年前に助監督として関わった映画のロケ地ノルマンディーの農村を再び訪れ、映画に出演した地元の人々へのインタビューを敢行、当時の思い出とその後の彼らの人生を聞き出していくドキュメンタリー。なお、劇中で言及されている30年前の映画とは、ルネ・アリオ監督の「私 ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した」(日本未公開)という作品で、19世紀に実際にこの地で起きた農家の青年による家族殺しを題材にした犯罪ドラマ。これをアリオ監督は、登場人物に地元の農民たちを起用して撮り上げた。
 2008年2月9日(土) より、銀座テアトルシネマにてロードショー


潜水服は蝶の夢を見る

http://www.chou-no-yume.com/


 42歳という働き盛りに突然の病に倒れ、身体の自由を奪われてしまったELLEの元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが、全身の中で唯一動く左目の瞬きだけで綴った奇跡の自伝ベストセラーを映画化した感動ドラマ。監督は「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベル。主演は「キングス&クイーン」「ミュンヘン」のマチュー・アマルリック。
 雑誌ELLEの名編集長として人生を謳歌していたジャン=ドミニク・ボビーは、42歳の時、突然脳梗塞で倒れてしまう。その後、病室で目覚めた彼は、身体全体の自由を奪われた“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”となっていた。それはまるで重い潜水服を着せられたような状態だった。意識は鮮明なのにそのことを伝える術がなかった。絶望にうちひしがれるジャン=ドミニクだったが、やがて言語療法士アンリエットらの協力で左目の瞬きでコミュニケーションをとる方法を獲得する。そしてある日、彼は自伝を書こうと決意するのだった。
 2008年2月9日(土) より、シネマライズほか全国ロードショー


君のためなら千回でも

http://eiga.com/official/kimisen/


 アフガニスタン出身のカーレド・ホッセイニ原作ベストセラー『君のためなら千回でも』(旧題『カイト・ランナー』)を「ネバーランド」「主人公は僕だった」のマーク・フォースター監督で映画化した感動ヒューマン・ドラマ。ソ連のアフガニスタン侵攻の際にアメリカに亡命し作家になる夢を実現させた主人公が、今なお深い心の傷となっている少年時代に犯した罪と向き合い、それを償うためタリバン独裁政権下のアフガニスタンに帰郷するさまを感動的かつスリリングに綴る。
 ソ連侵攻前のまだ平和だったアフガニスタン。裕福な家庭の少年アミールと、彼の家に仕える召使いの息子ハッサンは、境遇の違いを越えて強い絆で結ばれた親友同士だった。ところが12歳の冬の日、恒例のケンカ凧大会の最中にある事件が起きる。以来、アミールは少年ゆえの潔癖さと後ろめたさからハッサンを遠ざけてしまう。そこへソ連軍が侵攻、アミールは後悔と罪の意識を抱えたままアメリカへ亡命、再びハッサンと会うことなく月日は流れてしまう。20年後、苦労の末にアメリカで念願の作家デビューを果たしたアミールのもとに、アフガニスタンの恩人から1本の電話が入る。“まだやり直す道はある”との言葉に、アミールは意を決して危険なタリバン独裁政権下の故郷へと向かうのだったが…。
 2008年2月9日(土) より、恵比寿ガーデンシネマ、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー


蒼ざめた馬

http://www.eurospace.co.jp/


 帝政ロシア末期、社会革命党戦闘集団の指導者の一人サヴィンコフが、ロープシンのペンネームで発表した自伝的小説を映画化。一人のテロリストを主人公に、テロが自己目的化していることを自覚する革命家の葛藤と愛と孤独を、帝政末期の退廃漂う街を背景に描く。監督は「ゼロシティ」のカレン・シャフナザーロフ。
 2008年2月9日(土) より17日(日)まで 、ユーロスペースにてロードショー (土日祝のみモーニングショー)


(2/2)公開の見たい映画

ミスター・ロンリー

http://misterlonely.gyao.jp/


 弱冠19歳で書き上げた「KIDS/キッズ」の脚本で“恐るべき子供”と注目を集めたハーモニー・コリンが、「ジュリアン」以来8年ぶりに手掛けた監督第3作。有名人のそっくりさんとして私生活でも他人を演じ続ける人々が共同生活を送る古城を舞台に、繊細で不器用な男女が織り成す奇想天外にして切ない人間模様を綴る。主演は「天国の口、終りの楽園。」「ダンシング・ハバナ」のディエゴ・ルナ、共演に「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のサマンサ・モートン。
 マイケルは、幼い頃から自分に対する違和感を抱え、いつしかマイケル・ジャクソンを演じることでようやく生きていられる不器用な青年。仕事としてモノマネを披露している時はもちろん、それ以外の時もずっとマイケル・ジャクソンになりきって生活していた。ある時、老人ホームでの仕事の際、彼はマリリン・モンローとして生きる美女と出会い、恋に落ちる。彼女は夫のチャップリンと7歳の娘シャーリー・テンプルと一緒に、スコットランドの古城で他のモノマネ芸人たちと共同生活を送り、彼らと地上最大のショーの実現を目指していた。そんなマリリンに誘われるまま、スコットランドへと向かうマイケルだったが…。
 2008年2月2日(土) より、シネマライズほか全国順次ロードショー


牡牛座 レーニンの肖像

http://www.laputa-jp.com/taurus/


 ロシアを代表する映像作家アレクサンドル・ソクーロフ監督が歴史上の人物を描く全4部作のうちの1本で、第1作ヒトラーの「モレク神」と第3作昭和天皇ヒロヒトの「太陽」の間につくられたシリーズ第2弾。歴史上初の社会主義政権を樹立したロシアの指導者レーニンにスポットを当て、病に倒れ志半ばで権力の座を手放した男の孤独な晩年の1日を静謐に綴る。
 1922年、モスクワ郊外のゴールキ村。1918年の暗殺未遂事件の際の被弾が原因で、以降たびたび発作に見舞われ、健康を悪化させていったレーニン。右半身は麻痺し、まだらボケも進行し、この地で長らく療養を続けている彼のかたわらには、もはや妻と妹のただ2人しかいなかった。いまや権力はスターリンが掌握し、レーニンの療養生活は、一方でスターリンの厳しい監視下に置かれた軟禁生活となっていた。
 2008年2月2日(土) より、ユーロスペース1にてロードショー

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