2008年5月11日 (日)

da Enzo - Modena 1

 モデナに来たからにはバルサミコ!!
 とばかりに探して入ったこの店。一見するとハズレレストラン風。でも望んだメニューがあるゆえ気になった。店の前でふと見上げると厨房があり、そこにはオバちゃんがいる。イタリアンの厨房の現実と言えば、おいしいイタリアンが本当に出てくるのか疑心を抱いてしまうような「面」を見かけることが多い。しかしここはいわゆる「マンマ」たちが腕を振るっていた。家庭の味。それは食ってみたくもなる。
 最近、食べたくて仕方のなかったラザーニャ。この辺は肉料理も有名なので注文してみた。レストランでラザーニャを食べるのも、もしかしたら初めてかも知れない。
 そしてバルサミコソースのかかった牛肉のソテー。薄切りなのでセルフサービスでも出てきそうな感じもしたが、ソースとのハーモニーが抜群に良く、パンと一緒に食べて腹一杯になる。マンマの味はなかなかイケるものだった。


 というわけで今回の採点は、80点!

●Lasagna Verdi "Vecchia Modena" al forno - 6.00ユーロ
●Scaloppine al Balsamico - 10.00ユーロ
●Acqua - 2.00ユーロ
●Coperto - 2.50ユーロ




da Enzo
Via Coltellini, 17
41100 MODENA
059.225.177
059.242.702(FAX)
Chiuso il lunedi e domenica sera

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2008年5月10日 (土)

今週の映画!! (5/10)

(5/10)公開の見たい映画

サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa

http://www.cuba-okinawa.com/


 1920年代に、日本政府の移民政策により沖縄からキューバに渡った人々のその後を追ったドキュメンタリー。日系移民の苦難の歴史と、それでもなお沖縄の“チャンプルー”精神でたくましく生き抜いた人々の姿を、音楽をキーワードにひも解いていく。
 2008年5月10日(土) より、アップリンクXにてロードショー


タカダワタル的ゼロ

http://www.takadawataru.com/


 2005年4月に急逝した伝説のフォーク・ミュージシャン、高田渡。2004年に公開された彼のドキュメンタリー「タカダワタル的」は、従来のファンに加えて高田渡の音楽を知らなかった若い世代をも魅了し新たなファンも生み出すこととなった。本作は、その「タカダワタル的」が製作されるきっかけとなった2001年の大晦日、下北沢ザ・スズナリでのライヴをたっぷりと記録した音楽ドキュメンタリー。
 2008年5月10日(土) より、テアトル新宿にて2週間限定ロードショー


光州5・18

http://www.may18.jp/


 1980年の5月に韓国の光州で実際に起こった悲劇をテーマにしたヒューマン・ドラマ。民主化を求める学生と戒厳軍が10日間にわたって激しく衝突し、一般の市民にも多くの犠牲者を出した“光州事件”をリアルに再現しつつ、その中でごく普通の若者たちを襲った悲劇の顛末を綴る。監督は「木浦は港だ」のキム・ジフン。
 タクシー運転手の青年ミヌは両親を早くに亡くし、高校生の弟ジヌを親代わりとなって一所懸命に面倒見てきた。そんなミヌは、ジヌと同じ教会に通う看護師のシネに秘かな想いを寄せていた。告白することもできずにいたミヌだったが、ジヌを交えた3人で映画を観るチャンスをものにする。しかし、シネとの楽しいひとときを満喫していたその時、映画館の外では学生の民主化デモ隊と戒厳軍の衝突が始まり、やがてミヌたち3人もこの騒乱に巻き込まれてしまう。
 2008年5月10日(土) より、新宿ガーデンシネマ・シネカノン有楽町・渋谷アミューズCQN他全国ロードショー


最高の人生の見つけ方

http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/


 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優2人の共演で贈るハートフル・ストーリー。自分本位な富豪の男と実直な自動車整備士が、ともに末期のガンで余命6ヵ月と宣告されたのをきっかけに、死ぬ前にやり残したことを実現しようと2人で病院を抜け出し冒険の旅に出る姿を描く。監督は「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
 家族を愛するまじめで心優しい自動車整備士のカーターと、一代で莫大な富を築いた傲慢で孤独な実業家のエドワード。そんな対照的な初老の男2人は、ひょんなことから同じ病室に入院、揃って余命6ヵ月の宣告を受けてしまう。そんな時、カーターはかつて恩師から教わった死ぬまでに叶えたいリスト“バケット(棺桶)リスト”を書き出してみるのだった。それを見たエドワードはこのアイデアを気に入り、バケットリストを実行しようと、2人で病院を抜け出し人生最後の旅に出るのだが…。
 2008年5月10日(土) より、全国東宝系ロードショー


the hiding-潜伏-

http://www.hiding.jp/


 1980年代末から90年代初頭。石井聰亙・黒沢清・山本政志らインディペンデント・シーンをムーブメントにまで高めた先人たちの流れを受け継ぎ、園子温・塚本晋也など次々と刺激的な映画を作る若手監督が現れた。その個性がひしめく時代に、圧倒的に異彩を放ち続けた存在、福居ショウジン。映像制作集団・ホネ工房を率い、1万人を超える驚異的な観客動員を果たした『ピノキオ√964』や『ラバーズ・ラバー』など、海外でも上映・販売されるほどの熱狂的なファンを獲得する問題作を発表した。
 福居はインディペンデント系若手監督のユニット・over8のトークゲストとして出演し、"映画の新しい可能性を追求する"というover8のテーマに刺激を受け、自らの原点であるインディペンデントに立ち返った映画制作を決意する。そのため福居は、10年ぶりにホネ工房を再結成。すぐに動き出した企画は、伝説と、そして新たな熱を巻き込み、完成した。それが『the hiding -潜伏-』である。
 2008年5月10日(土) より、連日20時30分より、シネマアートン下北沢にてレイトショー


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2008年5月 9日 (金)

Biella - Oropa 4

 オローパを後にして山を下った。ふもとの街ビエッラ。訪れたこの日はたまたま街の中心でイベントが行われていた。ハチミツやワインを売っていたり、リゾットを作っていた。チーズを切っているオッサンたちを覗き込むと、人が良くて一切れ分けてくれた。そんなときにチーズは格別にうまいし、そんな優しさに触れると気もよくなり、この土地が好きになる。ということは逆も言えるわけで、自分のいる土地に誰かが訪れてきたときは、優しくおもてなすことが肝要である。
 ジェットコースター並みの早さで回転する観覧車もあり、乗ってみたらやはり怖かった。ジェラートもほおばったが、レストランにしてもミラノに比べると3〜4割くらい物価が安く感じた。2つのバンドの演奏もあり、ちょっとしたプライドのぶつかり合いのようで、でも美しい音楽でもあり、それは気持ちのよいこと。
 やっぱりせかせかした街より、遠くの小さな街の人の方がおおらかで優しさを近く感じられる。そんな気がした。


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2008年5月 8日 (木)

FORNACE - Oropa 3

 場所が場所だけに行くことのできるレストランも限られてくる。施設内の広場にはバール兼レストラン、土産屋、そしてなぜか肉屋があったりした。いくつか回ってみたものの、正面にある大きな教会の裏にあるレストランに入った。バールレストランといえば、バールの延長で食事を出しているのが常。でも土地柄それがスタンダードなようで、そんな店しかないので入ってみた。
 店内は盛況。「予約は?」なんて聞かれるほどだったので、人気があるのだろうか? この店でもメニューを出さず、口頭でメニューを言ってくる。口頭だとあまり考える余裕もないので、メニューをもらう。が、やはりバールのメニュー。簡素化されていた。せっかくなので言っていたピエモンテのミックス前菜を頼んで、この地を満喫することにした。
 前菜とはいえ、出てきたのは所謂ピアットウニコと呼ばれるような、それだけで充分なランチディッシュ。タマネギのフリット、コテキーノ、ピーマン、ミートボール、とにかくいろいろと一緒になって出てきた。スローフードで出てきそうなものばかりだった。
 隣の大きなテーブルで家族が大量に注文していて、それを覗き込んでいると、家族それぞれに分けて出していて余ったチーズポレンタをカメリエラが気をきかせてこちらにも分けてくれた。感じが良かったのにそれでさらにポイントアップ。
 本数の少ない帰りのバスの時間が迫っているせいで、プリーモにすら辿りつかなかったものの、それだけでお腹も気持ちもいっぱいになれた。それは幸せなとき。


 というわけで今回の採点は、110点!

●Antipasto Piemontese - 10.00ユーロ
●Acqua - 1.50ユーロ
●Coperto - 1.50ユーロ




FORNACE
Via Oropa, 480
13813 SANTUARIO D'OROPA(BI)
015.2455.922(TEL/FAX)
CHIUSO il mercoledì dal 15/09 al 15/06 - Periodo estivo sempre aperto

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2008年5月 7日 (水)

つんざく風 - Oropa 2

 高地にあるのにまだまだ峰は遥か上。肌寒さの残る涼しさ。近くに輝く光、そして見えるのは残雪。徐々に増える巡礼者にも惑うことのない空を切るような静けさ。何かの宿るこの地に、その何かに出会いに来る。


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2008年5月 6日 (火)

OROPA SANTUARIO - Oropa 1

 キリスト教の聖地、標高1000mを超えるオローパというところに行ってきた。黒いマリア像があり、前のローマ法王も訪れている巡礼地。体力がいるところにも関わらず、年配の女性の訪問で後が絶えなかった。



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2008年5月 5日 (月)

Orto Botanico di Cascina Rosa

 ミラノ市内ランブラーテ駅の近く、ミラノ大学生物学部の実習庭園とでも言うのだろうか? 美しく手入れの行き届いた市民のための公園のようである。
 砂利道がくねくねと行き渡り、その間に刈り込まれた天然の芝生がある。踏み入れると足を取られそうな勢い。園内には人工池。栽培されている野菜には名札もつけられている。小さな子供が裸足で安全に走り回れるところで、生まれたばかりの子供連れなど、親子連れが目立った。学生が日の下で遊んだり、勉強する姿もあった。ほのぼのとしてリラックスできる、都会には数少ない空間だろう。


Orto Botanico di Cascina Rosa


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2008年5月 4日 (日)

PORTO MARINARO

 どうしてもパスタを食べたい。なんてそんな日は気軽に出かけられる近所のレストランへ。
 というわけでやってきてしまったこのお店。入り口にあるメニューは値段もなく、おおまかにしか出ていない。いい時間なのに客の気配もない店内へ入る。バールのようなカウンターが見えたのが運のツキだったかもしれない。おばちゃんが出てきて案内するかと思えば、テーブルの上のロウソクを照らす明かりを探し出す。
 オーダーを取りにくるのはサングラスをかけた無理な英語で語りかけてくるおっさん。メニューあるのに持ってこない。話したいだけのおっさんか?「肉か? 魚か?」「ナス、ズッキーニ、ボンゴレ、エビ」あるもので自分の好きなように組み合わせられる、イタリア式と言えば聞こえはいいが、慣れていないと大変。もうなんでもいい!! とにかく食わせろっ!!! 適当にエビとズッキーニのパスタを頼んだ。疲れるおっさん。客のこっちが気を使わされた。
 大抵このパターンはマズいお店。そして結構な値段。ガラガラの店内。すでに覚悟していた。期待していないというより、マイナスの期待。そのくらいの方が味が映えるはずだからだ。
 出てきたパスタは一見まとも。おばちゃんが「コショウは?」そらやっぱりもらっておいた方が無難。でもその予想をさらに覆されたのは ---- 塩もお願いしておけばよかった ----。しかもフレンチ? と言わんばかり。マックのハンバーガーくらいの量。すぐに帰って家でパスタを食べ直したのは言うまでもあるまい。


 というわけで今回の採点は、1点!

●Penne con gamberi e zucchini - 10.00ユーロ
●Acqua - 2.00ユーロ
●Coperto - 2.00ユーロ




PORTO MARINARO
Via Sirtori, 10
20129 MILANO
02.2951.5560
Chiuso sabato a mezzogiorno e domenica

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2008年5月 3日 (土)

今週の映画!! (5/3)

(5/3)公開の見たい映画

靖国 YASUKUNI

http://www.yasukuni-movie.com/


 日本の近代を歴史的に語る上で、左右いずれの立場にとっても象徴的な存在となっている“靖国神社”。そんな日本人にとってもセンシティブなテーマである靖国を、日本在住19年の中国人監督、李纓(リ・イン)が10年にわたって取材した渾身のドキュメンタリー。靖国神社を巡る知られざる歴史や、現在の靖国神社をとりまく様々な立場の人々の姿を、真摯かつニュートラルな眼差しでスケッチしていく。
 2008年5月3日(土) より、渋谷シネ・アミューズほか順次全国公開


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2008年5月 2日 (金)

空の景色 - Crespi d'Adda 6

 崇高な理想を掲げて邁進してきたのが本当にイタリア人だったのか。そんな疑問を持ちながらずっと歩いてきた村。ここで謳っていることのカッコよさと、日常出会う現実のイタリア人とのギャップが激しくも感じていた。しかしこの村にいたイタリア人は、短時間ゆえ表面的だけとはいえ、いい意味でイタリア人らしさが見えた気がした。
 サッカーで遊ぶ少年たち。顔を見れば笑顔を返す住人たち。通りを父親と歩いていた少し離れた家の女の子に声をかける姉妹。あたりまえの光景が広がっていたのは、時代を経ても変わることのない青い空と同じだった。



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